*たわごとコラム

日本には「こどものとも」がある

お馴染みの月刊絵本「こどものとも」が、2006年3月号で、600号、創刊50周年を迎えます。
創刊は1956年4月、「ビップとちょうちょう - 与田凖一 作/堀 文子 画」が第一号作品でした。当時の定価はなんと30円。この金額を聞いただけでも、長い時の流れを感じますね。

50年、600号 というのは、様々な意味で“奇跡的”と言っても過言ではないと思います。この期間、その志は脈々と受け継がれ、新しい作品が次々と生み出され、親が子供に・・・その子供が親になって、現在でも読み継がれているのです。更にいえば、50年の間日本の平和が脅かされることはありませんでした。

50周年を記念して、創刊号から100号までの復刻版(セット販売のみ)が発売され、その足跡を紹介する「おじいさんがかぶをうえました」という図録も出版されました。また、ブログでバックナンバーを紹介するという試みもなされています。

私は、この図録の中にたくさんの「思い出の絵本」を見つけることが出来ました。ブログでは、年代ごとにその年にあった出来事が並記されていますので、時代のインデックスとして絵本の思い出を辿ることが出来ます。

「こどものとも」は、私たちの心象風景に焼き付いた日本の宝です。今後も、この貴重な営みが途絶えることがありませんように・・・

*おじいさんがかぶをうえました
 月刊絵本「こどものとも」50年の歩み

今に至るまでのバックナンバーすべてを表紙写真入りで紹介した図録。ジャンルごと、作家ごとに紹介するページ、作家インタビューなども盛り込まれ、見ごたえのある内容です。

*こどものとも-50周年記念ブログ
http://www.fukuinkan.com/kodomonotomo/archives/2006/01/post_423.html

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おじいさんがかぶをうえました

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