*たわごとコラム
おせっかいなおっさん
昨日の夕方のこと、川岸にポツンと寂しそうに座っていた裏の家の子のことを、
店主Bは心配しています。
「オ~ス!○ ○、そんなところで何やってんだ?」
「う~ん、暇だからさ~」
「もう暗くなるから帰れよ」
「う~ん」
○ ○は3人兄弟の真ん中。
お兄ちゃんの方は自転車を買ってもらえたけど、○ ○は買ってもらえない。
弟はまだ赤ちゃん・・・
「俺も子どもの頃、家に帰りたくない時があったな~ 」と店主B。
○ ○は、うるさいな~と思ったかもしれないけれど、
近所に、こんなおせっかいなおっさんが一人くらいいてもいいんじゃないかと思います。
この辺りでは、誰がどこの子でなんていう名前なのか、
大人たちはだいたい把握しています。
小さな街だからでもあるのですが、それだけではありません。
子供たちがみんなよく外で遊んでいて、顔をあわせる機会が多いからなのです。
物騒な事件が増えたからか、
最近は外で遊ぶ子供たちが少なくなったそうですね。
家から出なければ、それで安全?でしょうか?
それともやはり、現実はそんなに甘くないのでしょうか?
おせっかいなおっさんやおばさんが増えれば、
子供たちはまた外で遊べるようになるでしょうか?