*たわごとコラム
そちらでは今、どんな風が吹いていますか?
お盆休みが終わった途端、涼やかな風が吹き始めてホッとした気分。
なんとかこのホームページにも風を呼び込めないかと、風車(↑)を設置してみました。
今日になって気がついたのですが、この風車、
PCのスペックやブラウザの種類によって回転速度が違うようなのです。
店主BのPCだと風力2、店主AのPCだと風力5という感じ。
もしかすると、まったく動いていない風車を見て『?』と
思っていらっしゃる方もいるかもしれませんね。
実はこの風車、かな~~り昔にとても原始的な方法で制作したものなんです。
今の技術で作れば、どんな環境でも同じようにクルクルすんなり動くはず。
まるで油が切れかかった古いモーターみたいですが、
風向きも風力も場所によって違う・・・って感じで、
私自身は気に入っています。
そちらでは今、どんな風が吹いていますか?
夏のフィナーレ
昨夕、遠い空の彼方でちょっとゴロゴロと雷の音が聞こえるな~と思っていたら、
急に、バッと停電しました。
パソコンの作業中だったので、一瞬頭の中が真っ白・・・
「え!?え~~~!」
10秒もしないうちに復旧しましたが、もちろん保存していなかった
データは全部消えてしまいました。
気を取り直して、もう一度入力し直そうと思った矢先に、また停電。
こんなプチ停電が断続的に5.6回も起こって、さすがにやる気が失せました。
そうこうしているうちに、雷鳴はだんだん激しさを増して、土砂降りの雨。
『こりゃ、今日の花火大会はお流れね・・・』と思っていたら、
何故か開催時刻間際になって雷も雨も止み、
予定通り開催されて、今度は花火の音が響き渡りました。
そして! 花火が終わって15分もしないうちにまた雷が!
雷神さまも花火の見物をしてたのかしら??
とにもかくにも、夏のフィナーレを告げるような大騒ぎの夜でした。
それにしても・・・パソコン・・・(泣)
メンテナンス終了
サイトのメンテナンスが大方終わりました。
フォーマットを若干アレンジしましたが、構成はそのままなので、
使い勝手はほとんど変わらないと思います。
まだまだ試運転の状態なので、チェック漏れの部分もあるかもしれません。
何かご不明な点がありましたら、お気兼ねなくお問い合わせくださいね。
サイトマップのページだけはまだ工事中。
このページにはもう少し時間がかかりそうです。
新入荷の本の新着UPは18日から再スタートします。
再入荷の本は、順次UPします。
HPのメンテナンス
今日から来週いっぱいまでお休みを取る企業も多く、周囲は完全に夏休みモ-ド。
今年の夏は“安・近・短”とかで、この辺りの海水浴場は大にぎわいです。
プレシャス・ブックスはとくにお休みを取る予定はありませんが、
更新をちょっとだけ小休止して、HPのメンテナンスをしようと思っています。
工事中になるページがありますが、すぐに復旧しますので、
翌日にでもまた見に来てくださいね。
今日からお出かけの方も多いことでしょう。
猛暑が続いていますので、くれぐれも身体に気をつけて!
いってらっしゃ~い。
青を求めて・・・その9
人類が最もインパクトを受けた“青”といえば、多分・・・
「地球は青かった」
1961年に人類として初めて宇宙飛行を成し遂げた
旧ソビエト連邦の宇宙飛行士、
ユーリイ・ガガーリンの言葉です。
実際には、「宙は非常に暗かったが、地球は薄青色だった」とか
「地球は青いヴェールをまとった花嫁のようだった」と発言したという説もあります。
いずれにしても“地球が青い”ということが人々の心に強く響いたために、
核心の部分だけが言い伝えられてきたのでしょう。
それまでは外側から地球を見た人間はいなかったのですから、
ガガーリンの言葉には、世界中の人の意識を変えてしまうほどの力があったはずです。
-----------------------------------—
地上から見上げる宙は青い、海も青い、海の中も青い、
月明かりの夜も青い・・・そして、宇宙から見てもこの星は青い。
青は、命の源の色、生まれ育った故郷の色・・・
意識していようと、いなかろうと、私たちは青にいだかれて生きています。
例えば、悪天候が続いて青空が見えなくなると気持ちが沈みがちになるのは、
母なるものとのつながりを感じにくくなるからではないでしょうか。
母親の気配を感じているだけで安心する子どものように、
人は無意識のうちに青を求めるのかもしれません。
青を求めて・・・その8
グアムから帰って数年後、グラン・ブルーという映画が公開されました。
リュック・ベッソン監督が、実在の世界的なフリー・ダイバー、
ジャック・マイヨールをモデルに描いた“海とイルカに魅せられたダイバーの物語”です。
ネタバレになるといけないので詳細は割愛しますが、
主人公のジャック・マイヨール はとにかく陸にいるよりも、
海に潜っていた方が生きやすいのではないかというような海人です。
ラストシーンは、そのジャックが、イルカに導かれるように、
深海で命綱から手を離し、海に還ってゆく・・・というもの。
上段でリンクした映画の紹介文の中では、
「どこか胎内回帰を思わせる」と記されています。
このラストシーンを見ながら、私はグアムのブルーホールで体験した
あの不思議な感覚を思い出していました。
青い光の中、呼吸するのも忘れるくらいに穏やかな気持ちで
海底に静かに沈んでいく、あの感じ・・・
そして、死にゆくとき、あるいは、生まれくるときも、
もしかするとそんなふうに次元を移行するのではないかと思ったのです。
ーーーーーーーーー
実際のジャック・マイヨールもきっと、最期はこの映画のように
海に還っていくのだろうと思わせるほど、海を愛した人でしたが、
2001年の暮れ、耳を疑うような訃報が世界を駆け巡りました。
いつか、世界中の水族館などで飼われていたイルカをひきとって、
擁護施設を作りたい。-----そんなことを言っていた彼が何故?
訃報を聞いて彼の元に駆けつけたある日本人の男性は、
その場の孤独な空気に胸がつぶされそうだったと言っていました。
晩年のジャック・マイヨールを思うとき、
牧水の歌がイメージとなって頭の中に浮かんできます。
白鳥は かなしからずや 空の青 海の青にも 染まずただよふ
この歌をあえて、言葉の通りにイメージしてみると、
自ら死を選んだジャック・マイヨールが“白い鳥”に重なります。
なぜそんなところを漂っているの?
あなたは本来、鳥じゃなくて魚でしょう?
海に還るべき。
海でしか、生きられない人なのだから・・・
それとも彼は、 常に酸素を必要とする重たい身体を脱ぎすてて、
海の深みへと還っていたのでしょうか。