*たわごとコラム
どこから見ても、どう見ても、どう見えていても、
これは何?
ハリケーン?
銀河?
木星の気流?
いえいえこれは、アイス・カプチーノのクリームです。
横から撮った写真は、こんな感じ(下の写真)。
全部飲み終わって、グラスの底に残ったクリームを真上から撮ったのが、
上の写真です。
こんなふうに写すと、コップの底には見えません。
なんだか・・・きれいです。
そういえば昔、こんな話を聞いたことがあります。
ある有名な歌手のYさんが、“コップ”の絵を描いてといわれて、
サササと描いた絵が二重丸◎だったって。
上手だから誰かが赤ペンで二重丸◎をつけた、っていうわけではありませんよ。
Yさんがとっさに描いたコップの絵が ◎ だった、という話です。
普通、モチーフがコップなら、
横からのアングルで描く人が大多数ではないかと思うのですが、
Yさんの場合は真上からのアングルで描いたそうなのです。
この話を聞いた時には、『ホー』と思いました。
横から見ようと上から見ようと下から見ようと、どこから見ようと
コップはコップなんですよね。
考えてみれば当たり前のことですけど。
ものの見方というのは、無意識のうちに偏ってしまいがちですが、
本当は360度どこから見てもいいし、
見る角度によって同じものが違う形に見える。
そして・・・
どこから見ても、どう見ても、どう見えていても、コップはコップ。
コップの底をまじまじを見つめたら・・・
銀河が見えることもある・・・・かもね。
ちなみに、カプチーノを入れたのも店主Bなら、
おもむろに飲み終えたグラスを撮影したのも店主B。
彼はいったい、いつもどんな角度から物事を見ているんでしょうねぇ・・・謎。