*たわごとコラム

変えられるものと変えられないもの

むかーし昔、スペインからいらっしゃったというある神父様とご縁がありました。

いつもニコニコしていて、ちょっとおちゃめなその神父様が私は大好きで、
何度かお話を伺いに教会に足を運びました。
信者でもない、しかも入信する意志もない私に神父様は、
『何の問題もありません』とおおらかに接してくださいました。

そんな気さくな神父様が、
主任司祭(しかも日本を代表する教会の)であることを知ったのは、
しばらく経ってからのこと。
神父様は、私が初めて実際に出会った”聖人”でした。

今思えば、神父様からは本当にたくさんの贈り物を頂きました。
挙げていけばきりがないのですが
最近、神父様から教えていただいた
ある祈りの言葉をしばしば思い出すようになりました。

主よ
変えられないものを 受け入れる心の静けさと
変えられるものを 変える勇気と
その両者を見分ける 英知をお与えください

God
grant me the serenity
to accept the things I cannot change,
the courage to change the things I can;
and the wisdom to know the difference.

特に印象に残っているのが
「変えられないものを 受け入れる心の静けさ」という一文。
「変えられないものを、それがどんなことでも
心静かに受け入れられるようになりますように」ということ。
とにかく若い頃は、「努力によって変える」ことを良しとする価値観に偏るばかりで、
「変えられないもの」を受け入れる強さについて、
学ぶ機会は滅多になかったような気がするのです。
だからこそ、この言葉が深く印象に残ったのかもしれません。

あれから長い年月が経ちました。
今ならこの祈りの言葉が身にしみて分かります。

「両者を見分ける 英知」をどれだけ学べたか分かりませんが
たくさんの「変えられないもの」を知りました。

変えられなくても生きなければならないのなら、
それを「受け入れる」しかありません。
「変えられないもの」は容赦なく、後から後から現れます。
だからこそ、願わくば心静かに受け入れられるようになりたい・・・

それ以前に、私の場合は
「変えられるものを最初から変えられないと決めつけて努力を怠る愚かさ」
を改めなければ(苦笑)

食卓ミステリー第3弾

食卓ミステリー第3弾(←後付けタイトル・・・笑)

なかなか包丁を入れられないでいるこのニンジン・・・
そうこうしているうちにちょっとしなびてきたりして、
更に迫力?が増しつつあります。

「とても他人とは思えない・・・」と店主B。

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愛着の理由は・・・
このニンジンが自家製だからです。(笑)

自家製野菜は、大きさも形も不揃い。
時々こんなフォトジェニックな子も育ちます。

お店に並んでいる野菜は、まるで工業製品のように
形が揃っていて、なんだか不思議。
時には不格好なものも穫れると思うのですが、
その子たちはいったい・・・?

だけど、もしもこんなニンジンがお店に並んだら、
誰か買ってくれるでしょうか?

ちなみにニンジンは漢字で書くと「人参」
枝分かれした根の形が人の姿を思わせることが、
その名称の由来といわれているそうですよ。

納得。

これは昨年度産。
せっかくだから名前付けてみました。

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ミスター・クエーバー

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サラダプレートに出現した謎の文字

「ごちそうさま」の直前、サラダプレートに出現した謎の文字。

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アラビック?
古代シュメール文字?

何かのお告げ・・・か?

ゴーヤのジュース

ゴーヤのジュースが身体にいいというので、
ものは試しに飲んでみました。

ゴーヤを生のままミキサーにかけて、
そのまま一気飲み!

というか、覚悟を決めて一気に飲まないと、
途中で挫折しそう。

(涙目)(涙目)(涙目)・・・

罰ゲームとしか思えないけど、きっと効いてる!
健康になれる!
と、自分に言い聞かせて 最後まで飲み干しました。

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これは昨年夏に、Bの実家で穫れたゴーヤ。
栽培は比較的簡単。
だから夏の間はゴーヤジュースが思いっきり飲めるんだよ~。

うれしいな~(涙目)

ゴーヤは熟れると写真のように黄色くなります。
そして、あっという間に崩れます。

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そして中から真っ赤な種が!!

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「きゃ~~!!」
っていいたくなるくらい、なんだかオカルトチック・・・

ゴーヤも熟れている方が栄養価が高いでしょうか?
だとしたら、緑よりも黄色のゴーヤジュースの方が効きますかね?

「このクコの実のような赤い種をトッピングにしたら、トロピカルジュースのようで
おいしそうに見えるかも・・・」と思いつつも、
勇気がなくて、とても試すことができません。

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