*たわごとコラム

虹といえば・・・

そういえば昔、虹という字はどうして虫偏なのだろうと
不思議に思って調べてみたことがあったのですが、
もうすっかり忘れてしまったので、改めて勉強し直しました。

それで、「へぇ~~~」とか「ほぉ~~~」とかいいながら、
虹の余韻を楽しんでいます。

本来、虫という字はヘビを表すのだそうで、
さらに、ヘビ=龍であるとも考えられているそうです。

つまり、龍(虫)が大空を貫く(工)と書いて「虹」という字になったのだとか。

古来の中国では、虹という現象を特定の龍がつくりだすものだと考えられていて、
その龍の名前が「虹(ゲイ)」というのだそうです。

虹が龍の名前であったとは・・・

ちなみに、「蜃(しん)」という名前の龍もいて、
霧を吐き、遥か遠くの景色を大空に映し出すことができるといいます。
そう、この現象は一般的に「蜃気楼」と呼ばれています。
「蜃」という字にも虫がいますよね。

龍神というのは水を司る神様なので、
虹や蜃気楼のような気候現象には必ず龍が関わっているということらしいです。

「蜃気楼」には、更に面白い説がありました。
「蜃」という字は、「はまぐり」とも読むらしいのですが、
なんと蜃気楼は「海中のオオハマグリの泡が映し出す幻」という
言い伝えもあるのだそうです。

漢字には、いろいろな情報が秘められていて面白いですね。

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