*たわごとコラム

編み目世界

昨日、パソコンを立ち上げたら、いきなりモニタ全面に青い線が・・・

ひゃ〜、と自分の額にも青い縦線が入りました。

モニタの故障か、はたまた本体の故障か、
いずれにしても、気が重い。

とにかく、どちらに不具合が起きたのかを確かめるために、
別のコンピュータにつなげてあるモニタと取り替えてみることにしました。

うちの場合、パソコンや周辺機器を置いてある机は、壁際には設置しておらず、
バックボードを外せば裏の配線が全部見えるようになっていて、
今回のように何かのコードをつなげたり外したりする時にはいつも、
ごちゃごちゃてんこ盛りのコードを見てため息をついています。

これが一本でも外れてしまうと、仕事になりません。
見るだけで気が遠くなりそうですが、全部必要不可欠なコードなんですよね。

最近は、コードレス化とやらが進んでいて、
マウスでもキーボードでも、コード無しで使えるものが増えています。
ごちゃごちゃコードがいやなら、
少しでもこういったものを増やせばいいのかも知れませんが、
動作している以上、コードがなくても繋がっていることには変わりはありません。
つまり、見えない線でつながっているわけです。

この、見えない線をもしも可視化したら世の中はどんなふうに見えるのでしょう。

WIFIやら、携帯電話、テレビの電波、リモコン、Bluetooth・・・・
宇宙線などの自然放射線を省いて考えても、
もうこの世界は編み目みたいに見えるんじゃないでしょうか。

私たちは見えない編み目の中で暮らしているんですよね。
それが生命にどのように影響するのか、現在人体実験中といったところでしょうか。
なにせ、編み目世界の歴史はそんなに古くないですからね。

見える線やら見えない線やらで、あっちこっち編み目状態。
頭がくらくらするので、机の裏の配線は、そそくさとバックボードで隠しました。
(隠しても、あるんだけどね。)

ちなみに、いろいろチェックしたところ、
モニタにも、コンピュータ本体にも不具合は見つからず、
結局双方を繋いでいたコードが問題だったようです。

やれやれ。

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