*たわごとコラム

真夏の夜の出来事

先週末、車で遠出をして、帰りが遅くなりました。
現地を出たのが夜の9時30分、自宅までおおよそ180Kmの道のりです。

暗い一般道を走り続けて、11時ぐらいにセルフのガソリン・スタンドに寄りました。

セルフだし、遅い時間だし、田舎道だし、
電気は煌々ついているけれど、人影はなし。

その出来事は、この閑散としたスタンドの女子トイレで起きたのでした。

入り口の扉を開いた途端、思いも寄らないものに遭遇。

「!!!」

その場で一瞬固まりました。

なんと!

洗面台の中に小さなねずみ!!

とっさに、そのままそ〜っと扉を閉めて、
一目散に給油中の店主Bのところに戻って、

「トイレに、豆みたいなネズミがいた〜☆※♯○!!」と報告。

普通、夜のトイレで突然ネズミに遭遇したら、
「ギャ〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!」と奇声を発してしまいそうですが、
そうならなかったのは、そのネズミがすご〜く小さくて可愛かったからです。

「なんかすご〜く小さくて、可愛いネズミだったよ。
 なんであんなところにいたのかなぁ?」

もういないかもしれないと思いつつ、二人でトイレを覗きに行きました。

扉をそ〜っと開けてみると、ネズミはまだそこにいました。

よく見ると、洗面台を這い上がることができず、何回トライしても
アリ地獄のように滑って出られなくなってしまっていたのです。

なんでこんなところに落ちてしまったのか。
その前に、なんでこんなところに迷い込んでしまったのか。

とにかく、バタバタする豆ネズミを捕まえて、
「もう人間のいるところに入って来てはダメだよ」と
何度も言い聞かせて、裏の野原に放しました。

勝手に「豆ネズミ」なんて呼んでましたけど、
後で調べたら「ひめネズミ」という名前なのだそうです。
森に住む、小さな小さなネズミです。
無事にホームグラウンドに戻れたでしょうか・・・

こんな出来事があったので、その後の帰り道はドライブも楽しかったです。

遭遇したのがオバケじゃなくてよかった〜。笑

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