*たわごとコラム

青い実

海岸の草むらで輝いていた青い実。

あまりにもきれいだったので、しばらくの間足を止めて眺めていました。

この日はとてもよい天気で、
海も真っ青、空も真っ青。

それなのに、この小さな青い実が格別に美しく見えたのでした。

子供の頃なら、持ち帰って宝物箱に入れたかも知れません。
この色が移ろいやすいものであることを知らなかったから。

大人になった今は、アルバムが宝物箱です。

flashmob

これが未来の車なんだ

車の話題の続きです。

ドアがこんなふうに開く車を初めて見た時、
『これが未来の車なんだ』と感じて驚きました。
まさに、「スーパーカー」全盛の時代です。

ところがですよ、先日ヒストリカル・カーのイベントで出会った
ドイツのイセッタ・・・

そうそう、この車

この車はなんと、ドアがこんなふうに開くんだそうです。

前が開くなんて〜。
この写真、製造元のホームページで公開されていました。
ドアが上に開くスーパーカーを見た時以来のカルチャーショックです。

運転席はこんな感じ。
なんてシンプル・・・

古いのに、なぜか斬新な印象のイセッタ・・・
そんなイセッタにむしろ未来を感じてしまうのは私だけでしょうか?

ヒストリカル・カー


先日、海岸がなにやら賑わっていたので散歩がてら行ってみました。

珍しい車がズラ〜っと並んでいてびっくり。

「熱海HISTORICAL G.P.」という看板が出てました。
なんでも、1986年以前に製造された旧車のイベントなんだそうで、
300台近くの車が展示されていました。

こんなにたくさんの車、どうやって運んだのかしら・・・と思ったら、
それぞれのオーナーさんがちゃんと運転してきたのだそうです。

つまりこの車たちは、全部現役。
ちゃんとナンバープレートもついています。
古い車愛好家の方たちが方々から結集して、自らの愛車をお披露目しているわけです。

子供の頃ブームだった「スーパー・カー」もすでに旧車なんですね〜。
当時は「未来の車」のイメージだったランボルギーニなんかも展示されていました。
いつの間に「未来のスーパー・カー」が「ヒストリカル・カー」に
変わってしまったのかしらと、ちょっと額然・・・

けれども、ランボルギーニにはやっぱり
「未来のスーパー・カー」という表現がぴったりでした。
「未来のスーパー・カー」という言葉そのものがヒストリカル?なのでしょうか。

こうして見ると、古い車はみんな表情が豊かで個性的です。
笑っていたり、すましていたり、威張っていたり・・・
ディズニー映画のカーズや、乗り物キャラの絵本が生まれてくるわけが分かります。

私が一番気に入った車がこれ。

フロントガラスに貼ってあった説明書きによれば、
BMW イセッタ300(1957年 ドイツ)という車。

かわいい・・・
「神 5」というナンバーフレートまでなんだか、かわいい。

運転席がまたすごい。
メーターらしきものが一つしかありません。
これで本当に公道を運転できるのでしょうか?
私にしてみれば、もうこれは遊園地の遊具のレベルです。

実際、ここに向かう途中で突然動かなくなってしまって、
参加できなかった車も何台かあったと後になって聞きました。

新しい車に乗るよりも、いろいろな意味でずっと大変なのでしょうけれど、
オーナーさんにしてみればもう、手のかかる子供みたいなものなのでしょね。

何にせよ、古いものを大切にして、
しかもそれをずっと使い続けるというのはとても素敵なこと。

物にも命があって、大切にすればする程輝くのですね。

私も、今乗っている車を大切にして、できる限り長く乗ろうと心に誓いました。

明治公園のフリーマーケット

27日の日曜日、明治公園のフリーマーケットに参加しました。

我が家では数年に一度、不用品整理のためにフリーマーケットを計画します。
地元でも会場を探してみたのですが、条件の合う場所が見つからず、
結局、ここに越してくる前に何度か参加したことがある明治公園に決定。
かれこれ9年ぶりの参加になります。

台風27号の接近で、先週はずっと雨模様。
最接近したのが土曜日だったので順延になる可能性が高いと思っていたのですが、
当日未明には雨が上がり、台風一過の晴天となりました。

物はなるべく増やさないようにしているつもりなのですが、
9年も経つとあれやこれやと贅肉がついてくるものなんですよね〜。
(本物の贅肉もつくし・・・そうなるとサイズアウトの服も出てくるし・・苦笑)

わたくし、物を手放すことについてはあまり執着はないのですが、
使える物を捨ててしまうことについては、とても心が痛みます。
けれども、自分が不要になった物を誰かに差し上げるというのは、
その人が心から欲っしてくれる場合は別ですけれども、
そうでなければ、その人の負担にしかならないと思うので、とってもできません。

むしろ、いくばくかのお金を支払ってでも
それを欲しいといってくれる方にお譲りする方が、お互いにハッピーです。
なので、我が家の値付けは赤が出なければいい,というレベル。

仕事柄、色紙いっぱい、とか、混ざったビーズだとか、ちびた鉛筆だとか、
変なものがいっぱいあるのですが、どうゆうわけか売れ行きは上々でした。

常連だというお隣さんが教えてくださったのですが、
明治公園の出店者は半分以上が半プロ〜プロの方たちで、
うちのように不用品やリサイクル品のみを出す出店者は少ないのだそうです。
だから逆に目にとめてもらえるらしい・・・

たしかに・・・
うちが「10円です〜」とか言っている横で、
お隣さんは「15000円にまけときます」とか言っていました。

まあ、とりあえず交通費や参加費を支払っても赤字にはなりませんでしたし、
今回もいろんな人と出会えたのでとにかく楽しかったです。

ちなみに、オリンピックの開催準備のため、
明治公園でのフリーマーケットはもうすぐ終了するそうです。

今回参加できたことは、いろいろな意味でタイミングがよかったようです。

うちが出品したものによほど興味を持ってくれたのか、
赤とんぼが何度も飛んできてくれました。

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