*たわごとコラム

鵜呑みは怖い

先週、店主Bが出張で中国の山東省に出かけました。
二泊三日の強行軍でしたが、直行便なら3時間です。

遠いようで近い中国。

ちなみに、店主Bが中国を訪れるのはこれが初めて。
スケジュールはタイトだったものの、
普通の旅行では得られない貴重な体験をしてきたようです。

現地には日本語が堪能なスタッフもいて、
言葉の壁もなく、みんなフレンドリーだったとのこと。
とにかく「中国に対する印象ががらっと変わった」ということでした。

中国に対して普段どのような印象を持っているか、自問自答してみました。
日々メディアから流れてくる中国関連の情報といえば、
尖閣諸島問題、反日デモ、食品問題、環境汚染・・・
ネガティブなものが圧倒的に多いような気がします。
そんな、メディアからの情報にいつの間にか影響を受けていたことは否めません。

店主Bによれば
「日本で流れているメディアからの情報を鵜呑みにしてしまったら、
大きな誤解に繋がる」ということです。

ただ、大気汚染の問題などは実際に深刻で、
晴れた日なのに霞んだ風景が広がっていたとのこと。
スタッフの中には日本にしばらく住んだことがある若いお母さんもいたそうですが、
「日本は空気がきれいだから、また住みたい」と言っていたそうです。
空気がきれいだなんて、普段意識もしないけど、
これも外に出てみて初めて分かることなんですね。

いずれにしても、メディアからの情報を鵜呑みすることについては、
充分に注意する必要がありますね。
普段心がけているつもりでも、いつの間にか染まってしまっています。

そんな自分をリセットするためにも、
自分自身で見て、聞いて、触れて、経験する機会を増やさければ・・・と思います。
テレビやネットで見て知ったつもりになっているということは、
実はとっても怖いことなんですよね。

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