C O L U M N
“たわごと”コラム
 
2002〜2003
NO.9〜 NO.13
NO.14〜 NO.23
NO.24 〜 NO.34
NO.35 〜NO.49
NO.50 〜 NO.57
NO.58 〜 NO.72
NO.73 〜 NO.91
NO.92 〜 NO.114
NO.115 〜 NO.139
NO.140 〜 NO.154
2004〜2005



絵本についてのつれづれ
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洋古書探訪
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旅先で出会った絵本たち展
展示会報告
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絵本を巡る旅 - リポート
プラハ・ミュンヘン・パリ
東欧・ボローニャ
リトアニア
イスタンブール
ベルギー
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展示会報告  

--その1

いよいよついにやっと、場所が決まった展示会。あれよあれよと時間がたって、のんびりやの私も、さすがにお尻に火がつきつつあります。(笑)

そもそも、展示会をやろうと思ったのは、こんなことが切っ掛けでした。

去年の秋頃だったと思います。アメリカの古い絵本を新着UPした翌日のこと、友人から突然電話がかかってきて、「昨日UPした絵本を見せて欲しい!」 というのです。すぐにSOLD OUTになってしまったものなので、今日中にに発送するのだと伝えたら、なんと彼女はその日のうちに、わざわざその本を見にやってきたのでした。

宝物を触るような手付きでその本を開きながら彼女はいいました。
「今度いつお目にかかれるか分からないからね・・もう二度と会えないかも知れないし。」

確かに、古い本との出会いは一期一会。中には、出会うこと自体が難しい本もたくさんあります。例え、復刊されたとしても、初版当時の紙やインクが使われるわけではありません。古い本は、時の流れによって、なんとも言えない味わいを生み出しているもの。 別々の時を経てきたという意味では、同じタイトルでも、一冊として同じものはありません。だからこそ、いいな〜と思える古本との“出会い”はとても感動的です。

プレシャスは、ネット上だけのお店です。皆さんに、本を手にとって見ていただくことが出来ません。また、基本的には在庫が一冊ずつしかないので、特に珍しい洋古書などは一度SOLD OUTになってしまったら、ほとんどの場合それっきりです。

この一件があってから、できれば、本との“出会い”の喜びをたくさんの方と共有できないかと考えるようになりました。その方法が、“展示会”だったのです。

この春、チェコの絵本をご紹介したので、チェコ絵本の展示会だと思われている方が多いようです。
いえいえ、チェコ絵本だけではありませんよ。アメリカや、ドイツや、ハンガリーや、いろんな国の絵本をご紹介するつもりです。だけど、どの本も皆、美術館に並ぶような、希少価値の高い本ではありません。かつて普通のおうちで読まれていたはずの“普通の絵本”ばかりです。中には、いたんでいたり、落書きがしてあったりしているものもあります。けれどもみんな、なんとも味わい深い本たちです。





こんなところでやります。ちっちゃいとこだけど、いい感じでしょ?
住宅街の中の、静かなギャラリーです。

遠くの方たちにも何らかのかたちで、本たちをご紹介できるように、あ〜でもない、こ〜でもないと思案中!
   

 

展示会についての中間報告 --その2

展示会をやりたいと思い始めたのが去年の暮れ。
実は、 いざ場所を捜し始めたはいいものの、現実の厳しさを知るにつれ
一時は 「無理かも・・」なんて弱気になっていました。

東京のギャラリーは、レンタルフィーが軒並み‘ン十万円’、公共のスペースは‘販売’が不可。
さらに具体的に考えてみると、本を展示するにはやっぱり“展示台”がなければ・・・なんてことも条件に加えないといけません。
毎年、自作品の展示会をする友人に相談してみたところ、
「それが相場、そんなになんでも揃ってるところなんかないよ。」とあっさり。
ため息を連発していた矢先に、ご縁をいただいたのが、世田谷の“ ギャラリ・カタカタ”さんです。

“ ギャラリ・カタカタ”のオーナー長谷川さんは、イラストレータ−として活躍なさっている方で、生まれながらに経堂に住んでいらっしゃる土地の人。
実際にお会いしてお話を伺ったのですが、すっかりその穏やかな人柄に惚れ込んでしまいました。

ギャラリ・カタカタは長谷川さんの“作品”です。
空間の隅々にまで、あたたかな創意が感じられます。
求めていたものが全て揃っている・・・という感じなのに、
レンタルの条件は、他ではありえないような内容でした。
こんなに、めぐまれた空間で展示会ができるなんて、本当に幸運です。

ちなみに、このギャラリーにはとても小さなカフェがついています。
ここで、軽いランチやドリンクなどもお出しする予定ですので、皆様何卒ご協力を。
(ふふふ、がんばらないと運営が厳しいので、よろしくね。)


日にちと時間が決まりました。

場所:ギャラリ・カタカタ
   小田急線経堂駅から徒歩5分
期間:2003年 9月30日(火)〜 10月5日(日)
時間:11:00 〜 18:00 (最終日は17:00終了)

地図などができましたら、また改めて詳細をご案内させていただきますね。



オーナー長谷川さんの
アイデアによる設計
とてもあたたかな空間です
   

展示会中間報告--その3


やっとできました、展示会の“ご案内ページ”
今日は本業もそっちのけで、制作に没頭。
梅雨が明けたので、 やっと本の撮影ができました・・・

できたてほやほやの “ご案内ページ”です。
http://www.be-all.jp/ehon/

展示会の名前は、「旅先で出会った絵本たち展」にしてみました。
まんま・・・なんのひねりもなし・・・

こんなものをつくると、なんかちょっと“リッパ”な
イベントのように見えてきますね〜。

このサイトを知らない人は、まさか“慢性おっちょこちょいの
店主A,B,Cトリオが手づくり運営する”なんて
想像もつかないでしょうね〜。
フフフ、広告なんて、こんなものだよね〜。

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図録は、CD-ROM版でつくることになりそうです。
こちらはまだ悪戦苦闘中!


 

展示会中間報告--その4

中間報告といより、もうほとんど直前報告というべき時期になってきました。
準備も着々と・・・ちょこちょこと?・・・進んでおります。

「皆さんに、絵本を手にとって見ていただきたい。」という願いは
もうじき叶うことになるのですが、
いつもこのサイトを見てくださっている遠方にお住まいの方々には
本当に恐縮しています。

何かできることはないかといろいろ模索して、とりあえず以下のことを計画中です。

 *展示会で販売する輸入絵本は、全タイトルこのサイトでもご紹介します。
 *CD-ROM版の図録を販売します。
 *展示会の様子を写真にとって、このサイトにUPします。

他にも何か、できそうなことを思いついたらまたご報告しますね。

これから展示会までの間、新着が少なめになってしまうかもしれませんが
何卒ご了承ください。
展示会終了後は、古い洋絵本の新着UPを少し増やしていく予定ですので
よろしかったらまた覗いてみてくださいね。

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9月25日頃から10月5日までは、通常のサイト運営ができなくなると思います。
この時期の、お取り置き分の発送などは、いつもよりもお時間をいただくことに
なるかも知れません。また、メールへのご返信が夜になってしまうことを
予めご了承くださいね。 よろしくお願い致します。



ヨーロッパから はるばるやってきた 絵本たち。
 

絵本の見方・・というのは、常日頃それなりに考えていたりするのですが、
絵本の見せ方・・・というのは、今回展示会を企画して初めて考えました。

ライブラリーのように本棚に立てておくのも味気ないし、かといって、
絵の展示会のように、額に入れて飾ることもできないし・・・

時を経ることによってにじみ出ているその本自体の魅力や
古い本特有の存在感みたいなものも見ていただきたいし・・・

ちっぽけな展示会とはいえ、なかなかむずかしいです・・・
こだわっているのは私だけかもしれないけどね・・・(笑)

 

展示会、直前報告!

いよいよ差し迫ってまいりましたので、開催当日まで“直前報告”を掲載しようと思います。

今回ご紹介する予定のヨーロッパの新本は、主にドイツ、チェコ、オランダ、オーストリアのもの。
この春ヨーロッパを回った時にみつけたタイトルです。

ボローニャの国際児童図書展にも足を運びましたので、かなりの数の絵本を目にしましたが、今回はそんなたくさんの出会いの中から、特に“キュン”ときたものを入荷しました。
理屈抜きに集めてみたら、新本とはいえどこか懐かしいテイストのものばかり・・・(笑)

絵本の作り方や、製本、そして金額にも、各々のお国柄が出ていて、結構勉強になります。絵本にも、その国の文化や思想が、はっきりと表われているんですね。

ちょっと現実的な話になりますが、本の金額設定は、各々の国の経済状況によって違います。西ヨーロッパの絵本はやはり高め。日本人から見て安いなと思える国の絵本も、その国の人たちの平均収入からすれば とても高額、ということも多く、一概にはなんともいえません。
プレシャスでの販売も、国際送料などを含め、このような事情を反映した金額設定になりそうです。

また、チェコの絵本についてですが 、前回私たちが現地から直接発送した時とは為替レートや入荷方法が違うため、若干金額設定が変わる可能性がありますが、何卒ご了承くださいね。

今回入荷した絵本には、数に限りがありますが、出版社の方でデットストックになっていなければ、再入荷も可能です。けれども、実はプレシャスが入荷した册数で最後・・・という絶版本もあったりします。詳しくは各々のタイトルをご紹介する時に、ご説明しますね。

ちなみに、展示会場にはボローニャから持ち帰った、いろんな国の出版社のカタログを置いておきますので、興味のある人は手にとってみてください。主にヨーロッパの旬な絵本たちを垣間見ることができます。

COMING SOON !

 
 

展示会、直前報告! 
図録制作舞台裏 - 風そよぎ草なびく?

今回、図録がCD-ROM版になったのは、書籍スタイルにすることがコスト的に無理だったため。 本業でいつも印刷屋さんに見積もりをとっているので、紙版図録は無理だとはじめから分かっていました。

ちなみに、本を1タイトル制作するには、どんなに少部数でも印刷代だけで最低数十万円はかかります。制作費用全般で考えれば、数百万円。自費出版が、なかなかかなわないのも無理ないですね〜。

というわけで、少部数制作でも比較的コストの安いCD-ROM版での制作となりました。

図録には100册の絵本を収録、制作に先立って選書の段階で一苦労しました。これまで手元にどれくらいの絵本があるのか、数えてみたこともなかったのですが、100册以上あることははっきりしましたよ。(笑) なるべくいろんな絵本を紹介したくて、あーでもないこーでもないと選んだ絵本たちです。

つくりは本当にシンプルなのですが、オープニングはちょっとだけ動くんです。 秒数にすれば、ほんの10秒たらず。 ここで“草が風になびく”・・・という趣向。なんだそりゃ?・・ですよね。(笑)
絵本にはぜんぜん関係ないし、なびいてても、なびいてなくても、おそらく誰も気付かないほど、ささやかな動きなんですけど・・・こんなところにやたらとこだわってしまった私。

とりあえず、映像の仕事をしている我が弟に「草なびかせたいんだけど・・・」と相談の電話。「簡単、簡単・・・」と答えてくれたので、気軽にトライ。ところが・・・なびかないんですよ、自然に・・・そよ風に吹かれているようにならないんです。

それからがもうたいへん。
「風って、“ゆらぎ”があるよね。」 とか
「これじゃ〜爆風だよ」とか・・・
そんなことで、てんやわんや。
なんでこう、ディティールにこだわってしまうんですかね〜。
すったもんだで、なんとか“風そよぎ、草なびく”・・・・ような?オープニングページとなりました。ハハハ・・・
こんなことをしているから、忙しい人と思われちゃうんですよね。

あ・・・もちろんメインのコンテンツ、絵本のページもがんばりましたよ。

 

COMING SOON !


図録の中の1ページ “INDEX"

 

 

今日の月は指にチクッと刺さりそうなペーパームーンでしたね。
風がかすかに香るので窓開けたら、金木犀がつぼみを開き始めていました。
今年は、日照時間が少なかったせいか、花芽がかなり少なめです。
いよいよ秋本番ですね。


 

展示会、直前報告! 
カフェ準備舞台裏 - 草はなびいたけど、豆花はふるふる?

併設のカフェは小さくて、そんなに大それたものはできないのですが、
せっかくですから、品目は少なくても何かホッとできるものを
お出ししたいと考えていました。

そこで考えたのが“豆花・・・トウファ”。
豆乳からつくるサッパリとしたヘルシーデザートです。

私が図録の制作に悪戦苦闘していた頃
店主Bはこのレシピの試作を繰り返していました。
といっても、なんてことないメニューなんですけどね。(笑)

このデザートは触感が命。
ふるふるした舌触りが何より大切!

9月上旬の私たちときたら
「草なびいた?」「ううん」
「ふるふる豆花できた?」「もうちょっとかな〜」

そんな会話を繰りかえしておりました。(笑)

他にも、かる〜いランチメニューを2品、ドリンク類を 数品用意しましたので
どうかゆっくりしていってくださいね。

COMING SOON !

試作段階の豆花

豆花って、なんか
かわいい名前だね。

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10月5日までは、 お取り置き分の発送などに、いつもよりもお時間をいただくことに
なるかも知れません。また、メールへのご返信が夜になってしまうことを
予めご了承くださいね。 よろしくお願い致します。

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展示会、直前報告! 

本だらけ・・・


行ってきました、搬入に。

暑くもなく、寒くもなく、いいお天気に恵まれて
とりあえずは、空に向かってありがとう・・・

次々に本の詰まったカートンケースを運び入れ、
いよいよ、展示作業を開始。
2.3時間で終わる予定だったのですが、
押しに押してなんと6時間!
それでも、まだまだ時間が足りないくらいでした。

直前になって「車出すよ〜」と、手伝いに来てくれたA氏

カフェスペースに自作のイラストを飾ってくれたS氏と
それから店主A&Bで展示に望んだのですが
作業の途中で絵本を開いてしまうと、ついつい脱線。(笑)
ちなみにA氏もS氏も
イラストレーターさんで、
今回の絵本たちには初対面だったんです。

てんやわんやで展示し終えてみると・・・

なんだか・・本だらけ。(笑)
もっとゆったりと展示した方が、雰囲気は出ると思うのですが
わざわざ来てくださる方々に、たくさん見ていただこうと
見やすさと“量”を優先しました。

さて、いよいよ明日から、
“旅先で出会った絵本たち展”スタート。

「もしも誰も来てくれなかったらどうする?」と私が呟くと
「そしたら一日中ゆっくり絵本見てられる!
6日間も日がな一日絵本を見てられるなんてこと、
滅多にないよ。それもいいな〜」 と、本気でいう店主B。
この脳天気さに 、私は何度救われたか分かりません。

確かにそうだね・・・

だけど、みなさんも、私たちと一緒にどうですか?
日がな一日絵本三昧。(笑)

ギャラリーの前では、金木犀が薫っていました。
咲きはじめの、かすかなかおりです。


ドアを開いて、化粧っけのない女が
立っていたら・・・
そうです、それがわたしです.
気軽に声をかけてくださいね。

 

 

 

 

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10月5日までは、 お取り置き分の発送などに、いつもよりもお時間をいただくことに
なるかも知れません。また、メールへのご返信が夜になってしまうことを
予めご了承くださいね。 よろしくお願い致します。

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“たわごと”コラム  

とにもかくにも初日のご報告。
 

展示会、スタート報告! 

こっぱずかしくて、うれしくて・・・


いよいよ、スタートしました!

『いいかも・・』が『やってみたいな・・・』になり
『やろう!』になって、時々『やれるかな・・・』になりながらも、なんとか、で
きました!

今日はもう、ひたすら“ありがとう”の一言。

わざわざ時間をつくって足を運んでくださった、みなさんに。
ネットで応援してくださった、みなさんに。
素敵な空間と、街の人たちのつながりと、さり気ない気配りをくださったオーナーさんに。
助力してくださったすべての方々に。
爽やかな天気に。
金木犀の香りに。
こんな喜びを与えてくれた絵本たちに・・・・

オープンと同時に、見に来てくださった方もいて、
しかもみなさんとても丁寧に一冊一冊の本を見てくださって。
まだ初日なのに、「あ〜もう、しあわせ」って、すっかり終わりかけみたいな気持ちになってしまった私です。

とにかく、これまでネット上でしかお話していなかった方々と、実際にお会いすることができて、ひたすら「あ−」とか「おー」とかいっておりました。(笑)

それは、なんとも言えず不思議な感覚で、ちょっとだけ、こっぱずかしくて、それでも、絵本の話しをした途端にすっかり会話が弾んでしまうという、とってもミラクルな状況でした。

皆さんお互いに初対面なのに、話が弾んで連絡先を交換しあったり・・・そんな光景が、わたしにはとてもとても、うれしかったんです。

ですからみなさん、気軽に声をかけてくださいね。

今日だけでも、時間をかけてお礼のメールを送りたいと思っている方が何人もいらっしゃいます。
けれどもどうか、今は明日の準備の為に時間を使うことを許してくださいね。きっときっと、お便りします。

余談ですが、帰りに店主Cをあずけている叔母のところに電話してみました。
「クロッキーどうしてる?」
叔母「クロッキーは今ね、おじちゃんとイチャイチャしてる」

そうか、親分につれないのは、おじちゃんが本命だからなんだ。
クロッキーたら、結構一途なのね。





こんな感じの展示・・・
ひたすら本だらけ。



今日を無事終えられたのは、
みなさんの気遣いのお陰です。
感謝。

 

 

まずは絵本おご紹介から・・
ヨーロッパからやってきた絵本たちを2册UPしました。
会期中は、一回にUPできる册数が少なくなってしまうと思いますが何卒ご了承くださいね。



 

展示会報告

二日目、今日もあっという間に日が暮れました。
この2.3日ニュースも新聞も見ていませんが、会期中はお天気に恵まれそう・・・
なんて幸運なのでしょう。

おいでくださった皆様、本当にありがとうございました。

今日のひとことは・・・やっぱり“ありがとう”。
もうこればっかりですね。(笑)きっと最終日まで同じだと思います。今日もたくさんの方々に“ありがとう”です。

初日の昨日は、慣れないことにてんやわんやでしたが、今日は少し慣れてきて、私自身も、絵本だらけの空間を楽しむことができました。

いつも絵本は本棚に立ててしまっていますので、見えるのは背表紙だけ。手元にあった絵本を、今回の展示会のように、表紙が見えるようなかたちで全部並べてみたのは初めてです。

いや〜、なんだか迫力があります。各々の絵本が、眠りからさめたような感じです。
自宅では、たくさんの絵本をこんなふうに並べるなんて、絶対に無理ですから、これも貴重な体験ですよね。

絵本は、本当に“絵”になります。
小さなイーゼルに乗せて立ててみたり、壁に飾ってみるだけでも、ぐっと引き立ちます。

展示会が終わっても、時々、自前の絵本を本棚から出してあげて、部屋に飾ってみようかと思っています。
たまには息をさせてやらないと、絵本がすねてしまいそうですよね。


うちの場合、一時期に一冊が限度で、順番待ちが長そうです。順番待ちしてる間に、やっぱりすねちゃうかも。(笑)


 

 

今日来てくださった、muirさんが
撮影してくれました。

 
 

 

展示会報告

3日目、もう半分が過ぎたことになります!

今日は比較的お客様が少なかったので、一人一人の方とゆっくりお話することができました。

いや〜皆さん、絵本のことをよくご存知で、本当に頭が下がります。 夕方に来てくださったお客様は、まったくインターネットをやらないとおっしゃっていましたが、そのコレクションを聞いてびっくり! ソウル・バスの絵本などを、日本国内を足で探して見つけられたというのです!インターネットを駆使してさえ、見つけるのが難しいといわれている作品です!

展示してある絵本について、 逆にいろいろと教えていただいたりもして、本当に勉強になりました。
展示してあるものの中には、すごく稀少価値の高いものもあるそうです。(笑)

さて、今日は毎日のようにいただいている質問についてご報告します。それは・・・
「この本は売らないんですか?」という質問。

どちらにしても、展示会終了までは、最終日に来ていただける方々の為に、新本以外の本はお売りできません。
今回は古書販売について何も考えていなかったので、皆さんに具体的な予定をお答えできなくて恐縮です。

現在のところ、ある本にご希望が集中しているようなので、どうすべきかを迷っている状況です。また、まだサイト上で図録をご紹介していないので、ネットで見守ってくださっている方々のご意見も伺っていません。
まさか、こんなにお問い合せをいただくとは思ってもいませんでしたので、まったく無計画でした。この件に関しては、展示会終了後に再考しますので、何卒ご了承くださいね。


その他、どうやって入手したんですか?という質問もたくさんいただきました。これはもう、皆さんと同じです。展示してある絵本は、展示会の題名通り、
各々の国の古本屋さんや蚤の市で出会ったものです。一部、現地で意気投合した古本屋さんが、案内メールをくれて、発送してもらったものもあります。また、チェコでアメリカの古い本を見つけたり、フランスでドイツやロシアの本を見つけたりしたこともありました。(詳細は旅のコラムで)
そうそう、今回展示はしていないのですが(カートンに入れてあった雑本です)、日本の地方の古本屋さんで、何冊も古い洋書を見つけて買ってきたこともありますよ!しかも破格で!
もちろん、小さな古本屋さんなんかにフラッと入って、何でこんなところにこんな本があるのよ〜〜〜!!!と絶叫したこともあります。 (笑)

まったく、古本てどこで出会えるか分からないので、それがまたおもしろいんですよね。
だけど最近絶叫してないです。あまりうろうろしてないので。(笑)

展示会にそっと
加わってくれたものたち


詳細は後日またお知らせします



ゆかりんりんさんが
作ってくださった
刺繍の看板


友人のイラストレーターさんが
カフェに飾ってくださった絵


その奥さんが描いてくれた
手描きのポストカード

新本コーナーに並んだ、
タック・チック・ボーンさんの絵本


作者のGさんがプレゼント
してくださった、 本たち。

 
 

 

展示会報告

4日目、
今日も晴れ。なんだかちょっと奇跡的。
ギャラリーのオーナー さんにも、お天気に恵まれてよかったですね〜と言われました。

今日 いらしてくださった方々、ありがとうございました。
みなさん、一冊一冊ゆっくりと絵本を味わってくださって・・・
私も本当にうれしいです。

今日は、静岡からわざわざ高速バスに乗って
見に来てくださった方がいらっしゃいました・・・涙
また、昨日ドイツ・チェコから帰国されたばかりのKさんが、駆け付けてくれました。

みなさんからお聞きするお話は、どれもこれも興味深いものばかりで、
あっという間に時間が経ってしまいます。
初対面なのに、何でこんなにすぐに打ちとけてお話しすることができるのか、
本当に不思議。
展示会場は今、絵本に関する情報交換の場にもなっています。

Kさんによれば、やはり現在でも、パレチェクやクドゥラーチェクの絵本は、ほとんど売られていなかったそうです。ミレルの新作も出ていないとのこと。
私たちがチェコを訪れたのは3月でしたから、半年たった今でもあまり状況は変わっていないようですね。

ところで、以前にもお知らせしたかもしれませんが、
ギャラリー・カタカタの“カタカタ”ってバリ語で“カエル”という意味なのだそうです。
オーナーさんは大のカエル好き。
よ〜く見るとギャラリーのあちこちにカエルがいるんです。
もしもこの週末にご来場のご予定がありましたら、
是非是非カエル探しをしてみてくださいね。


*図録も明後日くらいにUPできると思います!新着UPが少なくてすみません。


*いくつか、新本の在庫についてお問い合わせをいただきました。今回は、それぞれ十分に入荷しましたので、すぐになくなってしまうことはないと思います。数の少ない絶版本の仕入れについては、ご紹介の都度お知らせしますね。

中から外を

カタカタはバリ語でカエル

カタカタの看板

階段にカエル

蛇口にカエル

スイッチにカエル
・・・か?

 
 

届いたメールやBBSを読んで、店主A,Bともどもむせび泣いています。(涙)
ありがとう。本当にありがとう。
ゆっくり時間をかけてお返事したいので、すぐにご返信できなくてすみません。
必ず必ずお便りします!

展示会報告

5日目・・・
今日は土曜日だったこともあって、とてもたくさんの方においでいただきました。

みなさん、大切なお休みを、プレシャスの展示会に使ってくださってありがとうございました。 バタバタしていて、ゆっくりとお話ができなくて恐縮です。

会場でよくお聞きする声は、やはり本の紙質や色合いのこと。
特に新しい本と見比べるとその違いは歴然です。
紙の質や印刷技術は、 現在の方が格段に進歩しているのですが
昔の本の“完璧じゃない部分”に 、かえって味わいを感じるのです。
微妙な版ズレ、アイボリーがかった優しい紙・・・
本は、絵だけではなく、お話だけでもなく、手に取ったときの感覚や肌触り、においまでもが、その印象に大きく影響していることが、とてもよく分かります。



あれよあれよという間に明日は最終日。
なんだか、やっとこのリズムに慣れてきたと思ったところで
“終了”です。
月曜日に展示会最終日についてご報告しますね。

ごめんなさい!今日は本のUPができませんでした。
月曜日から新着UPを増やしますので、もうちょっと待っててくださいね。展示会で売りきれてしまうのでは?というご質問が有りましたが、始めから在庫を分けていますので、大丈夫です!

それと・・昨日UPしたミレルの絵本 -O VESELE MASINCE
の中ページが見られないようになっていました。
INSIDEを加えましたので、再度ご確認ください。
かわいいです!!  >>中ページへ

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*明日は搬出日のため、サイトの更新ができないと思います。メールへのご返信も月曜日になってしまうかもしれませんが、何卒ご了承くださいね。

*いくつか、新本の在庫についてお問い合わせをいただきました。今回は、それぞれ十分に入荷しましたので、すぐになくなってしまうことはないと思います。数の少ない絶版本の仕入れについては、ご紹介の都度お知らせしますね。

メッセージをくださった皆さま、本当にありがとうございます。展示会終了後に必ずメールします!



暗くなってからもいい感じ・・・


店主Bオリジナルの ホワイトカレースープ その都度つくるので、 ちょっと時間がかかりますが、 それが店主Bのこだわり。 大げさ・・笑

今日は注文してくださった方から 「どうやってつくるんですか?」 と 質問されて店主Bはご満悦。

次回特集予告、ハンガリーの絵本



 

 

展示会報告

10月5日日曜日、晴れ、いよいよ展示会ファイナル。
結局会期中はずーっとお天気続きで、ちょっと奇跡的とも言えるほど恵まれた状況でした。

ギャラリーカタカタの2軒先は教会で、午前中ミサの美しい賛美歌が聞こえてきました。その向かいにはオーナーさんが「昔からあるんですよ」と教えてくれた大きな金木犀の樹があって、辺り一面が、いい香り・・・

ミサが終わる頃、「古い本のにおいがしたの!」といって、 70代くらいのご婦人が立ち寄ってくださいました。
「私ね、このにおいが大好きなの。」

ご婦人は一冊一冊の絵本をゆっくりと見てくださって、
「まあ!」 とか
「あら、かわいいわね〜。」 とか・・・
ときどき小さな笑い声も聞こえてきたりして、
そんな光景を眺めている私までもが、何ともいえず幸せな気持ちになりました。

誰かがしあわせそうな表情をしているのを見るのは、なんてうれしいことでしょう。そういう力が絵本にはあるのだと深く深く確信しました。
毎日祈らずにはいられないほど、いろんなことがあって、思わず“人間なんて…”と思ってしまうこともあるけれど、絵本を作り出すのも人間 、それを開くのも人間なんですよね。

展示会の企画中、オーナーさんを初めいろいろな方々から「手に取って見れるようにすれば、本が傷むでしょう?」という心配をしていただきました。私の中にもそういう不安が無かったわけではありません。けれども、手に取って見られないなんて、ページを開けないなんて、それはもう“本”ではありませんよね。ガラスケースの中に入れられてしまったら、きっと本も泣くでしょう。
結局「いいよいいよ、傷んで当然、それはその本が愛された証拠」 ということになりました。それに、すでにもうかなり傷んでる本たちだし。 ときどき、新本同様のきれいさで発見される古本もありますが、その本はかえって悲しんでいるかもしれません。

でもね、絵本が大好きな方々のページを開く手は優しくて、心配する必要なんて全くありませんでした。この6日間で、絵本たちの歴史は多少加速したかもしれませんが、どこかで眠り続けている本たちに比べたら、この絵本たちはずーっと幸せなはずです。現に私には、絵本たちが息を吹き返したように見えましたよ。

絵本たちのおかげで、今回もたくさんの出会いを得ることができました。
それは、私たちにとって何よりの喜び。旅の報告で、本についての情報より誰かとの出会いのコメントが多くなってしまったりするのもそのせいです。(図録におまけとしてつけた“出来事”は、実は私たちにとっては絵本よりも大切なものなんです。・・・笑)

BBSにもメッセージをいただきましたが、今回の私たちの一番大きな成果は“出会い”でした。考えてみれば、すべてはこの一言に集約できる気がします。展示会の動機も目的も結果も、プレシャスのこれまでも、これからも…
つまりそれは、無意識だけど、私たちの一番の喜びであり、だからこそ一番求めているものであり、そのために旅に出たり、展示会をしてみたりするのだと思います。

販売会ではなく展示会にするという試み・・・古本屋なのに。(笑)
けれどもそうすることで、たくさんの方々と出会いの“喜び”をシェアできたのではないかと感じています。 出会わなければ、何も始まりません。出会っていない本は、欲しいと思うことすらできませんものね。 (笑)

今回も、相変わらずのバタバタでした。いつもにまして、このサイトにも見苦しい点が多々あったと思いますが、 どうかお許しください。
皆さんからいただいたたくさんのお気遣いのおかげで、無事に展示会を終了することができました。 今回に限らず、いつも私たちを支えてくださっているたくさんの方々に、心からお礼申し上げます。皆さん、本当にありがとう。


10月5日
“旅先で出会った絵本たち展”ファイナル

皆さんのおかげで本当にあたたかな展示会になりました。
私たちにとって、これは一つの奇跡です。
感 謝


会期中は毎日気持ちのいいお天気が続きました。

たくさんの出会いを生んでくれたカフェスペース



来てくださった皆さんにも、サイトで応援してくださった皆さんにも、ただただ、ありがとう。

最終日はその日のうちに撤収、店主Cを迎えにいって、帰ったら真夜中でした。 気がついたらテレビのリモコンで電話をかけようとしていたので、やっぱり疲れているんだと思います。・・・笑
どうりでどこにもかからないと思った ・・・笑



 

さてさて、展示会も無事終わり、とりあえず睡眠もとりましたので、電話の子機とテレビのリモコンの区別がつくようになってきました。 ですからもう大丈夫です。(笑)
明日から3〜4日間は、会期中にUPしきれなかった新本を順次ご紹介しながら、会場でのさまざまな出来事をご報告いたします。その後はまた、通常通りの古本屋さんに戻るつもりです。

やはり、チェコ絵本へのお問い合わせが多いので、本日のUPは全部再入荷したチェコ絵本にしました。こまめに入荷して在庫補充するように努めますが、すでに絶版、デットストックの本は再入荷ができませんのでご了承くださいね。また、出版社によっては再入荷の手続きに時間がかかります。とにかく、東欧、中欧ヘのオーダーは、気長に根気強く続けるしかなさそうです。(苦笑)
そういえば今日も一つ荷物が届きました。何も終わったと同時に届かなくても・・・・

余談・・・久しぶりに店主Cに再会したタコやき親分は、最初ちょっとすねちゃって、だけどやっぱり帰り際には熱烈ラブコール。今日の貢ぎ物は“タコなしタコ焼き
”2パック、お持ち帰り。


 

 



     

 

展示会報告

オーナーさんの思い出の絵本

会期中ギャラリーカタカタのオーナーさんが、子供の頃に何度も何度も読んだという思い出の絵本を見せてくださいました。

昭和初期のキンダーブックです。
お話のタイトルは“ソラノオハナシ”

小さな男の子が乳母車に乗って空に上り、雲の上を遊泳して雨粒と一緒に地上へと帰る ・・・という、なんとも素敵なお話です。
昔の日本にこんな作品があったんだ!…とびっくりしました。

男の子は、囲炉裏のある部屋から乳母車ごとふわりと浮き上がって、空へ宙 へと上っていきます。
雲の上には雷様がいたり、菩薩様がいたり、それはそれはファンタジック。

オーナーさんは他にもたくさんのキンダーブックを持っていらしたそうですが、いつもこのタイトルばかりを開いていたそうです。
そして今でも、この本だけが手元に残っているとのこと。
背表紙がテープで補修されたりしていて、いかに愛された本であるかが分かります。

子供の頃にこんな絵本に出会えたオーナーさんが、すごく羨ましく思えました。 そして、こうして不思議な縁でこの本に出会えたことを、とてもうれしく思います。

この絵本のタイトルには“観察絵本”という言葉が添えられています。オーナーさんと一緒に、なんででしょうね、と首をかしげましたが、後書きにその説明がありました。雲の上のことを、想像力を働かせて観察する絵本なのだと。

いや〜、それにしてもなんて素敵な絵本なんでしょう。日本の絵本をもう一度見直す必要がありそうです。



 

展示会報告

カフェに展示した絵は・・・

カフェスペースには、友人のイラストレータ-さんにお願いして作品を展示していただきました。私は昔からのファン! 新作を見せてもらう度に幸せな気持ちを味わっています。

会期中、これといってインフォメーションを出さなかったのですが、たくさんの方が目に止めてくださいました。この画面からは分かりずらいと思いますが、一見木版画のように見えます。色を塗った部分に、木版のような“かすれ”があるのです。けれども、それは筆使いによって丁寧に生み出されたもの。近くで見ると、紙の上に乗った絵の具にしっかりと存在感があります。

この方の作品には“詩”があると思いませんか? というよりも、絵になった詩・・・詩になった絵・・・古い時計のチクタクという音、雨粒が傘に落ちる音、路面電車が走る時の、あの懐かしい響き・・・そういう音たちでできた詩が、私には聞こえてきます。

お客様の中には、パレチェクさんの作品のあたたかさと、どこか似ているとおっしゃった方もいらっしゃいました。そういえば・・・う〜ん、確かに。

会場でいくつかご希望の声があったので、今「ポストカードをつくってください!」と強力プッシュ中です。(笑)


Copyright:Kouji Sakurada

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Kouji Sakurada



 


オランダのちびまるこちゃん・・・

今日ご紹介するのはオランダの絵本です。オランダの絵本作家さんといえばディック・ブルーナーさんが日本では圧倒的に有名ですが、Annie&Fiepさんの作品はあまり紹介されていませんね。こんなにかわいいのに、不思議・・・。

ボローニャのブックフェアでオランダのブースを訪ねたら、これらの本もしっかり展示されていました。スタッフの方の説明によれば、お隣りの国韓国ではすでに紹介されているようですが、今年も日本で翻訳出版される予定はないとのこと。(私が帰った後に取引されているといいのですが!!)

ちなみにそのスタッフというのは、50代くらいのご婦人で、お名前はコーエンダーさん。いろいろお話をしているうちに「私も絵本大好きなの〜」ということになり、しかもその方はかなりのコレクターらしく、最新絵本の版権取引の場である会場で、古本の話に花を咲かせてしまったのでした。私は手持ちの古本を何冊か写真リストにして持っていたのですが、それを見せた途端「趣味が一緒、あなたがどんな絵本を探しているのかすぐに分かるわ〜」といわれました。(笑)

コーエンダーさんによれば、Annie&Fiepさんの作品は昔からあまりタッチが変わっていないとのこと。オランダではぬいぐるみやグッズなんかも売られていて、どうやら日本の“ちびまるこちゃん”みたいな感じらしいです。

この絵本たちの中には 、子供や動物だけでなく、大人の登場人物もたくさん描かれています。でぶっちょおばさんやら、ちょびヒゲの消防士さんやら・・・み〜んなすごく個性的。コーエンダーさんとお話ししていると、この絵本の登場人物たちが決して空想の産物ではないことが分かります。 だって、コーエンダーさんそっくりな登場人物がいるんですもの。 (笑)

例えば、ちびまるこちゃんの家族や友だちもみんな個性的ですが、“いる、いる!こういう人!”ってものすごく頷けるところがありますよね。それと同じで、この絵本の登場人物も、オランダでは本当にどこかにいそうな、そんな人たちばかりみたいです。

西ヨーロッパの絵本はちょっとお値段やシッピングがはるので迷ったのですが、どうしてもご紹介したくて今回輸入しました。また後日、詳細をお知らせします。




展示会が終わって、気が付いてみたらすでに初冬の気配。
今年は金木犀の開花中に台風が上陸することもなく、
例年は必ずといっていいほど雨か風に開花期を縮められてしまう燈色の小さな花が
今年は枝先で咲ききって、そのまま朽ちていくようです。

さてさて、展示会に合わせて入荷したヨーロッパの絵本たちのご紹介も、
今回でとりあえず締めくくりにさせていただこうと思います。
とりあえずというのは・・・
そうです。展示会が終わったと同時に届いた絵本や(苦笑)
案の定というか、なんというか、 入荷にやたらと手間取っているハンガリーの絵本とか・・・
まだご紹介していない絵本たちがいくつかあるからです。
これらの本も、準備が整い次第、順次ご紹介させていただきますね。

 

連休中はあいにくの雨でしたね。金木犀もすっかり花を落としてしまいました。
展示会のことで右往左往している間に、確実に季節が移り変わっていました。

今日はチェコ絵本の番外編をお送りします。

 

ピッキーさん、ファーママさんが、ご自身のサイトに“旅先で出会った絵本たち展”のレポートを掲載してくださいました。・・・・涙・・・う、うれしい。素敵すぎて、なんだかプレシャスの展示会じゃないみたい。
遠くから足を運んでくださって、レポートまでしてくださって・・・本当にありがとうね。

ファーママさんのサイト ◆frea       Albumのページで
ピッキーさんのサイト  Soda Fountain   DiaryのSeptemberのページで

 

展示会での人気絵本報告

はやいもので、展示会が終わってから1カ月が経ちました。
展示会終了後も、ご紹介させていただいた絵本たちについて、
たくさんのお問い合わせやご感想をお寄せいただき、本当にありがとうございます。

このあたりで、どのような絵本に反響があったかを簡単にご報告させていただきますね。

*新本

チェコ絵本で一番人気があったのは、右の2冊。続いてトゥルンカ、ミレル・・・と、“報告する必要もない”といった状況でした。
ヨーロッパ絵本については以下の通り、一番右のドイツ絵本は、実際に手に取って見ることのできた会場での方が、好評でした。

ヨーロッパ絵本はこの3冊が好評でした。



チェコ絵本の1番人気はやはりこの2冊。

*古本(展示した本)

予測していなかったことですが、ご来場いただいた方々の中には、チェコ語の勉強をなさっている方や、中欧の文学、児童文化を研究なさっているという方などもいらっしゃいました。
また、長年絵本を収集されているというコレクターの方や、児童書専門店のオーナーの方など、本当にたくさんの方々から貴重なお話を伺うことができ、私自身とても勉強になりました。

図録でも言及しましたが、展示した本のほとんどが、私が“偶然”に出会い、“直感的” に選んだものなので、選書にあたっては何の脈絡もありませんでしたが、そんな雑多な絵本たちの中にも、“資料として貴重” なものや“コレクター垂涎のタイトル” もあったようです。

このような本については、図録をご覧くださった方からお問い合わせをいただくことも多く、また、「次回も是非展示してください、必ず見に行きますから」という内容のお便りも何度かいただきました。
次回・・・はおろか、明日をも知れぬプレシャスブックスですが、また新たな目標が定まりましたら、このページでご報告させていただきますね。いただいたご意見を参考にして、できるだけたくさんの方のご要望に応えられるように、無い知恵を絞って考えてみようと思っています。

私個人としては、何かの肩書きによって本を分類することには不案内で、 例え無名であっても、良いものは良いと思っています。また、貴重といわれる本でも、やっぱり、ガラスケースに入れてしまうことには疑問を感じます。 ですから、今回はあえて、肩書きがなくても反響があった本をご紹介することにしますね(笑)。

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そういう意味で一番反響が大きかったのは「DO-IT BOOK」、アメリカで出版された手作り絵本です。クリエーターの方たちはもとより、子供と一緒に作品を作ってみたいというお母さん、子供たちとのワークショップに使いたいという先生など、たくさんの方々が、この本に注目してくださいました。そして何より驚いたのは、小学生の男の子に「この本が欲しい!」と言われたこと(笑)。これはもう本物です。

有名どころの絵本に人気があるのは当然といえば当然なのですが、チェコ絵本の中でも、パレチェクやトルンカなどの作品と同じくらい好評だったのが「KROKODYL EVZEN」、このワニはちょっとチェブラーシカに出てくるゲーナに似てますね。キャラクターたちのかわいさが目を引いたようです。

そして、多くの“絵本を愛してやまない方々”が注目してくださったのが、ルーマニアの絵本「UDVARUNKON VEN DIOFA」、実はわたしにとっても非常に気になる1冊です。初めて見たときには、かわいいヨーロッパ絵本の源流に触れたような感動がありました。 この絵本に魅了されてしまったのが、私だけではないことを知って、それがまたうれしかったです。