C O L U M N
“たわごと”コラム


プロローグ
2002〜2003
2004〜2005
NO.1〜NO.20
NO.21〜 NO.40
NO.41〜 NO.60
NO.61〜NO.86
NO.87〜NO.111
NO.112〜NO.139
NO.140〜



絵本についてのつれづれ
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洋古書探訪
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旅先で出会った絵本たち展
展示会報告
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絵本を巡る旅 - リポート
プラハ・ミュンヘン・パリ
東欧・ボローニャ
リトアニア
イスタンブール
ベルギー
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*2004 No.1

本日から2004年の更新スタート。
もう8日ですが、まずは新年のご挨拶を・・・

いつも、こんなちっぽけなサイトを応援してくださって、本当にありがとうございます。 “ちっぽけ”ゆえに、みなさんのご要望に充分にお答えすることができず、店主ABCはいつも歯がゆい思いをしているのですが、一方で私たちは、“ちっぽけ”だからこそのプレシャスブックスであると、感じてもいます。

そう、だから今年も多分・・・というか絶対に“ちっぽけ”なままで、 相も変わらずカタツムリのごとき歩みになると思いますが、焦らずゆっくりと、じんわり良いものを探してゆきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

これまでがそうだったように、今年も自他共にいろんなことが起こるのでしょうね。 嫌なことも、不安になることもいっぱいあるけれど、それでも生きていれば『この世もまんざらじゃないな〜』と思える出来事にも必ず遭遇します。

こんな時代ですから、心あたたまるものは少数派かもしれませんが、 プレシャスブックスは、本に限らず、なるべくそういうものに目ざといサイトでありたいと思っています。

今年も、心あたたまる出会いが、たくさんたくさんありますように。

締めくくりに年頭にあたっての、大予言を・・・

「あたるも八卦、あたらぬも八卦〜〜。今年もいろんなことがあるでしょう〜。時に幸運を得、時に不運を得、かなりへこたれもし、病気もし、それでも死ななければ生きていて、さすれば、得るものもあるでしょう〜〜。暗いことも明るいことも必ずありますが〜〜〜、明るい見方をする方が、幸せでしょう〜〜〜」 ・・・詠み人知らず?

内容は毎年同じですが、的中率100%です・・・(笑)



展示会でもご紹介した、Akemiさんの作品です。
見ているだけで、優しい気持ちになれるので、新年の第一歩に、とお願いして掲載させていただきました。


No.2

今年の新着UPスタートは、平和への祈りを込めて“木を植えよう、種をまこう”というテーマにしてみました。どんなことが起きても、何も起きなくても、決して忘れてはいけないこと・・・年頭にそういうものを、もう一度しっかり再確認してから、エトセトラを始めようと思います。 ちなみに昨年1月も、同じ理由で反戦をテーマにした絵本の新着UPからスタートしましたが、今振り返ってみると、残念なことがたくさん起こってしまいましたね。

今回UPした本を読むと『一人の人間ができることなんて、例外なく“小さなこと”だけど、その“小さなこと”こそが、未来を決める唯一無二のキーワード』であるとつくづく感じます。“小さなこと”しかできな〜い、なんて嘆く必要はまったくないんですよね〜。反対に“小さなこと”には多大な力があるので、決しておろそかにはできませんね。あ〜、私も肝に命じなければ・・・。


No.3


今年のうちの目標は、引っ越し先を見つけること。
いよいよ駅前開発工事が始まりそうな気配です。
できれば、南の柿ノ木が切り倒される前に、移動したいと思っています。
「この柿ノ木は私がここに嫁に来る前からあったんだよ」と教えてくれたお向かいおばあちゃんは、
最近あまり畑仕事をしなくなりました。
おばあちゃんが丹精込めて野菜を作っていた畑は、数年後には道路になってしまいます。
駅前でカエルが大合唱!・・・そういう駅があってもいいじゃない、なんて思ったりもするのですが、
それは やっぱり “たわごと” ?
やっぱり、駅前というのは“便利”であるべきでしょうか?(苦笑)


No.4


今日の新着UPはチェコのマザーグース。
挿画を描いている、ヨセフ・ラダは、チェコの国民的な作家ですし、 こういう本こそ“チェコのトラディッショナル”という感じ。 ヨセフ・ラダは、チャペック兄弟と並んで、 チェコでは特別な位置にある人です。
私の場合、チェコを訪れる前までは、ヨセフ・ラダにはあまり強い興味を持っていませんでした。 今考えてみると、日本でこれまでに紹介された作品の数があまりにも少ない、というのも理由の一つだと思います。 ところが、現地で数々の作品に触れる度、じわじわとその味わいが身体に染み渡って、今ではラダが国民的作家と言われる所以を、少しだけ肌で感じられるようになってきました。その“所以”は、チェコの歴史や文化に直結しています。
噛めば嚼むほど味が出る、スルメみたいな作品ばかり。スルメのような絵本・・・ビールでも飲みながら、いかがでしょう?(笑)


  No.5


木枯しピープ−。
水で手を洗うと、痛いほど冷たいし、今日はヒ−ターを一日中つけっぱなし。
冬まっただ中ですね〜。鳥たちも食べ物がなくて困っている様子。またまた、パンジーが狙われたので、
近くに鏡をぶら下げてみました。・・効果あるかしら?

ところで、BBSのメンテナンスが終わったのですが、ちょっと困った問題が・・・
今月に入って、全く関係のない広告とか、意味不明な内容の書き込みが増えています。
掲示板だけでなく、メールもたくさん!
ネットに詳しい知人の話では、うちのアドレスが何かのリストに加えられてしまったのではないか、とのこと。
う〜ん、困ったな〜。何かいい対策法はないものでしょうか?
もうちょっと様子を見てみることにします・・・


  No.6


昨日は車で350キロ近くも走りっぱなし。朝から出てあってこっち走り回り、用が済んだ頃には真っ暗でした。 ゆっくり食事をとる時間もなかったので、帰りはもうヘロヘロだったのですが、夕方入ったガソリンスタンドで素敵な人に出会って、元気を貰いました。

その人は、三浦半島のとあるガソリンスタンドで働いている40代くらいの男性。
うちの車を誘導してくれ、ガソリンを入れてくれ、精算してくれた人。

どんな人なのかを言葉で説明するのはとっても難しいのだけれど、きっと誰だって一度会ったら忘れられない・・・もしかすると、地元ではもうかなりの有名人なのかもしれない。そう思えるほどにインパクトの強い人でした。

あえて表現するなら・・・
背格好は“のびた君”を中年にした感じで、立ち居振舞いや話し方はタレントの“あややさん”みたいで、話すスピードは、はんなりゆるやかで、すごく元気に動き回っている・・・中年男性姿の女の子アイドル・・・と言えば伝わるでしょうか・・・

こんなふうに書くと、コメディアンがコントの為に演じているキャラクターの話をしているように思われてしまうかもしれませんが、彼は実在の人物です。現実はコントより奇なり?で、はじめはちょっとびっくりしました。

例えば車の誘導も・・
オ〜ライッ。!!オ〜ライッ。!! ハァ〜イ。オッケーデ〜スゥ。!!
とにかく言葉遣いが丁寧だし、細やかな気遣いでサービスしてくれるし、 とってもさわやかな印象でした。

個性の強い彼を中傷する人もいるかもしれません。彼の場合、“自分らしくある”というだけで、大変な思いをすることも多いのではと思います。 どんな個性でも、人と違うというだけで、必ず賛否両論が飛び交うものですよね。そんな誹謗中傷をさける為に、本当の自分を偽っている人もいるのに、楽に生きる為に他にあわせようとする人もいるのに、彼はとてもとても個性的なままで仕事をしていました。

女性らしい男性であろうが、男性らしい女性であろうが、自分を偽らずに生きている人に出会うと、私はすごく感動するのです。近くに住んでたら、いつもガソリン入れに行くんだけどな〜。


No.7

今日、思いがけないご縁をいただいて、ちょっと古い時代の“こどものとも”や“手芸の本”“暮しの手帖”などを何冊かまとめて入荷しました。60年代から70年代に出版された本が多いです。

昭和はすでに“レトロ” な時代ということになってしまったんですね〜。確かにどの本を見ても懐かしいイメージ。
私の母は洋裁や和裁、あみものなどを器用にこなす人でしたから、家にも何冊かこんな手芸の本がありました。この本たちを見ていると、母が縫い物などをしている横で、本を読んだり、絵を書いたりしていた子供の頃の自分をなんとなく思い出します。

今、一つの段ボールにまとめて入れてあるのですが、その中に“お母さん”と“子供”の思い出が寄り添っているように見えてきます。

「この本たちは今どうしてここにあるのかしら?」
と考えると、ちょっとせつない気持ちになったりもします。
それは、この本たちの持ち主の、“一つの時代が終わった”ということ。
子供が大きくなった、とか、趣味が変わった、とか、時代が変わった、とか・・・・
そう考えると、ちょっと感傷的な気持ちにならなくもないのですが、それじゃあ古本屋失格ですね。(苦笑)

どの本も、古いのにちょっと新しい感じ。60年代から70年代のテイストは、ブームにもなっていますしね。 それって、時代が一巡したってことなんでしょうか? 60年代生まれの私としては、ちょっと複雑な心境です。


No.8

先週私の友人は、携帯電話を水の中に落としてしまい、しかもコンピューターが突然壊れてしまって、メールの送受信ができなくなってしまったとのこと。 それどころか、アドレス帳もスケジュール表も、全部携帯とPCの中に入っていたらしく「まるで、脳みそが半分無くなっちゃったみたい。」と、肩を落としていました。

「ある意味、怖いよね〜。」と、二人でしみじみ話し合いました。
携帯とPCが無くなった途端に、日常生活が滞ってしまうなんて!
携帯とPCも、今ではライフラインの一つになってしまった感じですね。

ちなみに私は、いつも携帯電話を忘れてしまい、持っていたとしても、使う機能は電話機能とアラームくらい。
こんな調子ですから、水の中に落としたって、平気です。

でもコンピュータが壊れたら、仕事できないからちょっと大変。
・・・友人によれば、コンピュータって突然、うんともすんとも言わなくなっちゃうことがあるらしいです。
天災みたいなもんですね〜。 何はともあれ、バックアップを・・・


  No.9

昨日、“自分の生まれた街”に行きました。新宿から各駅で20分足らずのところですが、私が子供だった頃は、カエルがゲコゲコ鳴くような、緑の多いところでした。ところが、かつて畑だったところには、軒並みマンションや建て売り住宅が建っていて、すっかり風景が変わってしまっていました。ちなみに、引っ越し先を探している最中なので、不動産屋のウィンドウを見てまたびっくり。借りるにしても買うにしても、ものすごい金額です。こんなに高くちゃ、里帰りは出来そうにもありません。はぁ〜、なんだか淋しいな〜。


No.10

この数日、いろんなことがあって、新着UPが滞りがちです。ごめんなさい。

昨日、店主Cを病院に連れていきました。検査の結果、獣医さんから、子宮に炎症を起こしているといわれました。 今回は薬で治療するけれども、このような症状は癖になるので、子宮を摘出してはどうかと提案されました。

実は、店主Cは数年前、癌を宣告されたことがあります。診察を受けたその日に、抗癌剤と放射線による治療を薦められ、言葉もでないほどに落ち込んだことを今でもはっきり覚えています。折りしも、義父が同じ病で、治療の副作用に苦しんでいる時だったので、すぐには「治療をお願いします」と答えることができず、少し考えさせてくださいと言って帰宅したのでした。 念のために、他の病院にも連れて行き、セカンドオピニオンを求めましたが、検査結果は同じ。ただ、その病院は、自然療法的なアプローチで治療をするという新たなる選択肢を与えてくれました。私たちは、考えに考え、悩みに悩み、何度も何度も話し合って、店主Cに抗癌剤投与も、放射線治療も受けさせないことに決めました。私たちにとってではなく、店主Cにとって一番望ましいことは何なのかを、繰り返し繰り返し考えた末の結論でした。もしものことがあっても、それを店主Cの寿命と受け止めよう、それまでは、私たちにできることはなんでもしようと覚悟したのです。

食事を自然食に変えたり、栄養バランスに気をつけたり、運動を欠かさないようにしたり、週に2回病院に行って、経過を見てもらったりしましたが、基本的には、癌宣告を受ける前と変わらない毎日を送りました。
一時は毛艶が悪くなり 、皮膚炎が全身に広がって、見るからにやつれてしまい「今からでも、抗癌剤投与や放射線治療を考えるべきだろうか」と何度迷ったかわかりません。患部もだんだん痛々しい状態になっていきました。

ところがある日、患部が弾けたと思ったら、見る見るうちに傷口も塞がってしまい、皮膚炎も1週間できれいになってしまいました。 あっという間に毛艶も良くなり、なんとそのまま完治してしまったのです。私たちは、動物の自然治癒力を目の当たりにして、心底驚きました。癌が完治することを奇跡という人もいますが、私はそうとは思いません。こういう力を、本来動物は皆持っているのです。西洋医学と東洋医学のどっちがいいかというような、短絡的な問題でもありません。自分達の浅はかな知識による思い込みや、偏った情報をなるべく排除して、何がベストなのかを見い出すことは容易なことではありませんし、何が正しいかなんて永遠に分かりませんが、どんな選択をするにせよ、納得し、覚悟してからスタートしたいですよね。

今回も私たちは、考えに考え、悩みに悩み、何度も何度も話し合っています。とうの本人、店主Cはけろっとしていて、食欲も旺盛。だから、治りがはやいのかもしれませんね。私たちの方が、ずっとやつれている感じです。(苦笑)


同じく犬を家族にしていらっしゃる方々から、あたたかな応援のお便りを頂きました。
ありがとうございます。本当にうれしかったです。
店主Cは食欲もあるし、運動もするし、元気です。でも今は 店主Cのことを最優先にしようと考えています。
今週は更新がいつもにもましてゆっくりになると思いますが、どうぞおゆるしくださいね.


   


No.11

*サーバー障害のお知らせ
昨晩から本日の午後3時にかけて、サーバー障害でホームページへのアクセス、 メールの送受信が全くできない状態が続いていました。(涙) 店主Cについてのコラムを掲載しておりましたので、何かあったのでは?と心配してくださった方もいるのですが、このアクシデントは、店主Cには全く関係ありません。ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。昨年末からたびたび障害を起こすので、現在サーバーの移転を検討中です。


店主Cは再度精密な検査を受け、深刻な症状ではないことが判明。
とりあえず一安心。
ただ、この症状は再発しやすいということで、 すぐに手術を受けさせるべきかどうか今も悩んでいます。
以前、自然療法で癌治療をしてくださった医師にも相談してみたのですが、手術の必要はないのではないかと言われました。(この医師は、手術を全否定しているわけではありません。必要な時には手術を勧めると言っておられます。)
医師によって意見の分かれるところのようです。

再発する可能性は高いけれど、しないかもしれない。
もう一度この子の自然治癒力を信じてみようか・・・
いやいや、あの時と比べると、クロッキーももう随分歳をとったし、免疫力も下がっているはず・・・
どっちみち手術が必要なら、体力のあるうちにやっておいたほうがいいのでは???

などなどと、いろいろ考えあぐねています。
不安に思っているのは私たちだけで、本人はケロリとした顔。
医師から「飼い主の不安感は犬にも通じます」なんてことを言われて、 なおのこと混乱してしまいました。

どうも、動物というのは、常に“今”に生きていて、先のことを考えあぐねて不安になるなんとことはないようなのです。 『治るかな〜、治らないかな〜』なんて考えてもみないということですね。だから病気も治りやすいのかもしれない・・と思ったりします。

ところで、今回はじめて“犬用おむつ”なるものを買ってみました。『ばい菌が入らなくていいのでは?』と考えたからです。 一見人間の赤ちゃん用おむつと同じなのですが、しっぽを通す穴があいています。 早速つけてみると、意外に簡単。
ところが、つけた途端に店主Cの耳が、見る見るうちにペタッと下がってしまって、アシカのようなつるつるの顔になってしまいました。
『おしりに何かがついてるんですけど・・・』 とでも言いたげです。
「ばい菌が入るといけないから、我慢しようね。」というと、しぶしぶそのままハウスに入ったのですが、しばらくして見てみると、どうやって脱ぎ捨てたのか、つけた時のままの形でハウスの近くに放置されていました。
何度やっても同じ・・・つけてる方がストレスになる感じ。

下手なことしない方がいいんですかね〜。 はぁ〜。


No.12

今日も朝起きたら、店主Cのハウスの近くに、オムツが、つけた時と同じ状態で放置されていました。
人間の赤ちゃん用のオムツと同じように、テープでしっかりフットさせることができるのに、どうやって脱ぎ捨てるのか不思議。 まるで、縄や鎖でグルグル巻にされた引田天功が、マジックボックスから出てくるとすっかり縄抜けしてるみたいに、店主Cも完璧に“オムツ抜けの術”を修得してしまったようです。

店主Bが、店主Cを拾ってきた日のことを、いまでもはっきり思い出すことが出来ます。生後3か月くらいの、やせっぽちの子犬でした。あれからもう12年。いつの間に店主Cの時間は、私たちの時間を追い越してしまったのでしょう。
子供が時を積むことを“成長”といいますが、ある時点からそれは“老化”という呼び方に変わります。

店主Cの時間は、どの時点で“成長”から“老化”に変わったのだろう・・・なんてぼんやり考えながら、その寝顔を眺めていました。そして、自分も同じように12年歳をとったんだな、と。
生きていると、本当にいろんなことがありますね。

駅前のたこやき親分も、この数日仕事を休んでいました。
姐さんによると、好物のお餅が咽につかえてとれなくなっちゃったんだって。 窒息するような状態じゃないけど、病院にいってもとれず、自然に消化されるまで待つしかないと言われたそうな。

その後復帰したたこやき親分は、照れくさそうに一言。
「もうじじいだからさ、咽がひからびちゃってるんだよ。」
親分、ひからびちゃってるんだったら、水分と一緒にお餅食べた方がいいよ。実際、窒息しちゃう人だっているんだから・・・って思うけど、それは親分自身が一番良く分かっているはず。これが初めてじゃないって言うし。

本当はすごく苦しかったんだろうけど、一緒に、ははははって笑いました。
誰だって、ははははって笑っていても、本当はいろいろあるんだよね。

生きるって、いろいろ大変で、でもうれしくて、 ちょっとおかしい・・・ね。


No.13

みなさん、店主Cのことを心配してくださってありがとうございます。店主Cは相変わらずとっても元気ですが、今後のために、体調を見ながら今週か来週にも手術を受けることになりそうです。
いろいろ考えると不安ですが、心配し過ぎても何もプラスにはならないので、 店主Cのチカラを信じて普段と変わらない毎日を送ることにしました。
こんなことをここに書けば、みなさんに心配をかけるだけ・・・と思いつつ、でも一応、プレシャスブックスの“店主”Cなので。(笑)
みなさんにだって、きっといろんなことがあると思います。にもかかわらず、店主Cのことを気にかけてくださって・・・けれども実は、一番救われたのは私かもしれません。   感謝。




けさらんぱさらん

今日UPした“こどものとも”322号-てんさらばさらを読んで思い出しました。
小学校の頃、けさらんぱさらん、という、謎の生命体?が話題になったこと。
この「てんさらばさら てんさらばさら」の内容を見た限りでは、どうやら
てんさらばさら=けさらんぱさらん、のようですね。
白いやわらかい毛のかたまりで、おしろいを食べて成長し、もっていると幸福になる・・・
“けさらんぱさらん”という名前がものすごく印象的だったので、実物は一度も見たことがないのですが
名前だけは脳裏に焼き付いていました。
そういえば、友だちがお母さんのおしろい入れを家から持ち出してきて、
「この中に けさらんぱさらん を飼ってるんだ〜。」っていってたけど、本当だったのかしら?
一度も見せてくれなかったけど(笑)

ちょっと調べてみると“てんさらばさら”というのは、山形県の日本海沿岸で呼ばれている名前のようです。
専門のサイトまで存在していて諸説があるようですが、 あくまでも、ツチノコと同じ“謎の存在”。

でもなんかこう、非常に親近感があるんですよね〜。
私が抱いているイメージは、
ケセラセラな性質で(単に音が似てるだけだけど)、明後日の方を見ていそうで、世の中の喧噪には無関心で、
それなのに偶然にも肩に乗っていたら「なんだかラッキー!」と思ってしまうような・・(笑)

「けさらんぱさらん、けさらんぱさらん、けさらんぱさらん・・・」って、ゆっくり唱えているだけで
ちょっと気が楽になるような、楽しくなってくるような・・・ ね?ね?
不思議なおまじないみたいでしょう?

「テクマクマヤコン!」 みたいに、何かに変身出来そうでもあるよね。
でも、何に?  
やっぱり白くてフワフワの物体に変身しそうだね。 (笑)


No.14


いや〜、今回は本当に参りました。何年ぶりかで寝込んだ店主Bは、既に来年のインフルエンザ対策について考えているようです。(笑)自分の体力を過信しているところがあるので、ちょっとはいい薬になったかも。
しっかし、夜眠れないほどの症状になっても、ほんの2.3日でケロリと治してしまう店主Bの体力はうらやましい。さすが、小・中学校の卒業式で、皆勤賞を貰っただけのことはあります。私にとっては、一番縁遠い賞でしたよ。(笑)

今、なんだかあっちこっちでインフルエンザが猛威をふるっていますね。動物の世界からコンピュータの世界まで!
どうか皆さんも、くれぐれも注意してくださいね。

さて、山積みになってしまった家事や仕事を少しずつやっつけながらも、今日からまたゆっくり新着UPを始めようと思います。久しぶりに外に出たら、もう春がきてました!・・・いつの間に?
白梅の花が、次々にかたい蕾を開いて咲き始めていますね。我が家の庭は今、もぐらが作った小山だらけです。(笑)


No.15


チェコの本、再入荷しました。

今日久しぶりにパレtチェクさんの絵本“ちいさなよるのおんがくかい” を開きましたが、 改めて見てみると、ちょっと残念な“印刷”ですね。色がきれいに再現されているとは言いがたいです・・・
もちろん、チェコの原書や、パレtチェクさんの原画を目にするまでは、比べようもないのでこの本を見ても何も思わなかったのですが、今となってはやはり気になります。確かに、パレtチェクさんの作品の色を忠実に再現するのは難しそうですが、チェコの絵本を目にして、それも決して不可能なことではないのだということを知りました。

かつて、日本という国が西欧諸国から「アジアのはずれの遠くて小さな国 」としか見られていなかった時代があって、そういう時代には、絵本の翻訳出版をしようとしても、本国から原画を借りることが できないこともあった・・・と言う裏話を聞いたことがあります。“ちいさなよるのおんがくかい”や“ふしぎな庭”にもそういう事情があったのでしょうか?


No.16


店主Cのことを心配してくださって、本当にありがとうございます。


 こんな私的なことをコラムに載せ、皆さんに余計な心配をおかけしてしまったことを、ちょっと反省しています。 今回は、そんな反省の気持ちと、心配してくださった皆さんへの感謝の気持ちを込めて、店主Cの近況についてご報告させていただきますね。

 症状に気付いて診察を受けた時、獣医さんから告げられた言葉は、こんな感じでした。
「根治させるには手術しかありません。しかし検査して腎臓に問題がある場合には、手術は出来ません。その時には寿命と考えてください。」
 寿命という言葉にびっくりして、先生にいろんな質問をしたのですが、話しの途中で次の患者さんが呼ばれて入室してきたので、退席するしかありませんでした。確かに、病気で苦しんでいるのは店主Cだけではありませんから、そんなに長い間先生を拘束するわけにもいきません。薬を渡され、飲み終わった頃にまた来てくださいとだけ言われ、大きな不安を抱えたまま帰宅しました。

 帰宅後すぐ、告げられた病気について、できるだけのことを調べました。 症状が進めば死に至ることもあるということが、どの資料にも示されていました。『だとすれば、なるべく早く手術を受けさせた方がいいのでは?』と一気に不安がつのり、私たちは何度も話し合って、なるべく早く手術を受けさせようと決意したのでした。けれど、どうしてもその獣医さんに任せる気にだけはなれず、病院を変えることにしました。 ちなみに、ガン治療を受けたのは、ここに引っ越して来る前のことだったので、その時と同じ病院に通うのは無理だったのです。

 同じく犬を飼っていらっしゃる近所の方々から、評判のいい病院を紹介していただいて、早速店主Cを連れていきました。獣医さんにこれまでの経緯を説明し、手術をお願いしたのですが・・・
 なんとこの獣医さんは、店主Cの症状を診るなり「手術の必要はありません。」とおっしゃったのでした。
「どんな手術でも麻酔を使うというだけで大きなリスク。だから手術は、緊急の時か、他に選択肢のない時にだけ行うべきです。」という考え方をなさる先生だったのです。とはいえ、私たちの頭はすっかり『手術がベスト』になっていましたので、必要無しと言われて一層不安になってしまい、先生に微に入り細に入り説明を求めずにはいられませんでした。
 先述の病院と違い、この病院は予約制で、しかも先生は嫌な顔をせず一つ一つ時間をかけて丁寧に説明してくださいました。そのお陰で私たちの不安は半減し、手術一色になっていた頭も、少しクールダウンすることができました。

 そんなこんなで、店主Cの手術は無期延期となりました。 今回、二人の獣医さんの診察を受けましたが、どちらが“正しい”のかはわかりません。「すぐにでも手術を受けさせるべきなのでは?」という不安が、完全に消えた訳でもありません。

 実をいうと、 店主Cを診てくださった先生が、もう1人います。近くに住んでいる我が家のホームドクター・M先生です。 もちろん、M先生は獣医ではなく、人間を治療する先生です。しかも、全国から重い病の方々が、わざわざ診察を受けにくるような名医です。それなのにM先生は、どんな患者でも差別なく診てくださいます。重病でもただの風邪でも、お金がある人もない人も、そして縁あれば、近所の野良猫でも店主Cでも!!
 先週私たちは、体調を崩してM先生に診察していただいたのですが、その時に店主Cの話しをしたところ、翌日、突然家に来てくださいました。
 店主Cは昔から人見知りの激しい犬ですが、 なぜがM先生に対しては最初からまったくものおじしませんでした。先生の前では借りてきた猫のように「もう、どうにでもして〜」状態になってしまうのです。
 いくらなんでも、人間と動物とではちょっと勝手が違うのでは?・・とも思いましたが、 先生いわく「子宮は子宮」とのこと。 (笑)なにより、忙しい中わざわざ来てくださったことがうれしくて、その夜店主Cに「お前は幸せな犬だね〜」と何度も呟きかけました。

・・・・・ちょっと長くなったので、また明日。


No.17



店主Cがうちに来て今年で11年になります。
ある寒い日、店主Bがひとけのない工場地帯に捨てられていた、ちっぽけな店主Cを連れ帰ってきたのです。
本当のことをいうと、昔飼っていた犬と“さよなら”してからというもの
「こんなに悲しい思いをするのなら、もう二度と動物は飼わない」と、私はかたく決心していたのです。
そのころ住んでいた場所も“ペット不可”のところでしたしね。
ですから、最初はなるべく店主Cに情が移らないようにして、里親を捜すつもりでいました。
けれども、今話しを聞いてみると、店主Bは、はじめから店主Cを手放すつもりはなかったそうで、
1週間もすれば私も同じ気持ちになるだろうと確信していたそうです。
私は、まんまと確信犯の罠にはまってしまいました。 (笑)
もちろん、今では 確信犯に感謝しているんですけどね。

「悲しい思いをしたくないので、動物は飼わない」という人は多いと思います。
その気持ちは、いたい程分かります。私もそうでした。
“悲しい思い”をしたい人なんて、いる訳がありません。
けれど、私はこの11年で、少し考え方が変わりました。
“分かれが悲しいのは、一緒にいられた時間が、かけがえのないものだったから” に他なりません。
出会えて良かったと思うもの程、喪失感は大きいはずです。
生きとし生けるものは、いつか死にます。次の瞬間かもしれないし、ずーっと先かもしれないけれど。
分かれの悲しみを避けようとすれば、 生きる喜びを手放すことになります。
そのことに気付いた瞬間に“悲しい思い”を受け入れる覚悟が出来たのです。
犬は人間よりも寿命の短い動物です。
私は店主Cに“おまえの最期を必ずみとってあげるよ” と約束しました。
その時が訪れたら、私は悲しくてしばらくは何も手につかなくなるだろうと思います。
それでも、“出会えて良かった” と思えるもののない人生なんて、
何の為に生まれてきたのか分かりませんよね。

ところで、我が家のホームドクターであるM先生は、
店主Cに“手術の必要なし”という診断をくだしました。
さらに、手術をしてもなんの問題もない程体力があるともいいました。(笑)
腎臓によい食品を食べさせること、 塩分を極力控えること、使用する抗生物質の種類に気をつけること、
なるべく腰から下をあたためてやるといいこと 、その為には腰湯をするのがいいことなどなど、
様々なアドバイスをくださって、何より私たちの不安が一番良くないのだと指摘してくださいました。

世界広しといえども、犬に腰湯を勧めるドクターはM先生ぐらいだと思います。(笑)



No.18

春二番?
今日は、強風が吹き荒れて砂埃が舞い上がり、風景が霞んで見える程でした。

昼下がりに、お隣の家の栗の木あたりから、
「ホケ、ホケ・・・・」という、ちょっと心もとない鳥の鳴き声が聴こえてきました。
まだ若いウグイスです。
そう。「ホーホケキョ・・・」と、美しい声で鳴く春告げ鳥。
若いウグイスは、まだ鳴き方がぎこちなくて、
きれいに「ホーホケキョ・・・」と歌うことが出来ないのです。

「ホケ、ホ・ホー、ホケ、ホケホケ・・・」
なかなか「キョ」まで出てこないし、声そのものがなんとなく、おぼつかない。

けれどそのうちだんだんうまくなって、春爛漫の頃にはあの美しい声で自信満々に
「ホ〜〜ホケキョ!」と鳴くようになります。

どれくらい練習するのかな?
いくら練習しても、うまく歌えない ウグイスもいるのかな?(笑)

春がもうそこまで来ていますね。


No.19

最初に診ていただいた獣医さんのお話では、
今頃店主Cは、食欲がなくなって痩せ細り、水をがぶ飲みして・・・
というような状態になっていたはずなんですが、
お陰さまで症状らしい症状はすでになくなってしまい、
検査結果も問題なしといわれました。
腰湯が効いたんですかね? 
皆さん、ご心配をおかけして本当にすみませんでした。

ちなみに、全身の血行を良くする腰湯や足湯は、人間にも効果抜群だそうです。
うちには炊飯器はないけどフットバスがあり(なんの関係もないけど・・笑)
風邪をひいた時などには、とっても重宝しています。




店主C、腰湯中!
い〜い湯だな〜

もともと水遊びが好きなので、まんざらでもない様子。


No.20


あらららら、桜が咲いたと思ったら、今日は雪。
衣替えはタイミングがむずかしいですね。(笑)

今晩のBGMは久しぶりに、カーペンターズのYESTERDAY ONCE MORE・・・



今日は、仕事場から見える、春の風景をちょっとお裾分け。
店主Cの散歩がてらに写真を撮りました。

なんと、もう桜が咲き始めています。
毎年早咲きですが、今年は特別早いようです。

駅から続く道沿いに立つ老木で、排気ガスがかかるからか、幹はかなり汚れています。

写真を撮っていると、通りかかった車がわざわざ停車して、運転手のおじさんが 「今年は早いよねぇ。毎年3月なのにね〜。」と声をかけてきてくれました。

モニタの後ろの窓から、一日何度も、
この桜の木の前で立ち止まる人を見かけます。

わざわざ自転車からおりて眺める人。
散歩中の老夫婦。
若いカップル。
お母さんに連れられた子供たち・・・・

桜の花もきれいですが、その前で立ち止まる人の姿を見るのも、
なかなかいいものですね。

「あの桜は、いったいどれだけの人を
しあわせにしているのだろう」 と店主Bがしあわせそうにいいました。

春が連鎖しているんですね。





早咲きのさくら




梅満開