*たわごとコラム

ドヨ〜ンな私に響いた言葉

ここ数日、ちょっと休みをとったので、いつもよりもたくさんTVを見たり
新聞を読んだりすることが出来ました。
ドヨ〜ンな私に響いた言葉がいくつかありましたので、覚え書きしておくことにします。

*あの時の卵のかわいらしさ、美しさを一生忘れない。
夏休み、子どもの絵日記に書く材料づくりのために、一緒に目玉焼きを焼いたこと・・・乳癌の末、うつ症状になった女優・音無 美紀子さんの、回復の切っ掛けになった出来事。それまでの音無さんは、フライパンを持つ気力すらなかった..それをどうにかがんばって、卵を割った瞬間に何かが変わった。「こんな小さなことでもいいんだ」・・・役に立てた喜びが大きかった。

*何ごとも回った方がいいですよ。
創作家を名乗る、明川哲也さんによる“人付き合いが下手で出口のない自己嫌悪を感じている”という人へのアドバイス。「何ごとも回った方がいいですよ。・・すりこぎ棒もぐるぐる回ってきな粉とかとろろを作ります。僕は夜の新宿をぐるぐる回ってバーのママさんたちにお金を取られ、釈尊はぐるぐる回る苦悩の果てに悟りを得ました。出口のない悩みは・・・・大きな力に転じていく可能性があります。

*どうぞ移動してください。
「本日は空席もあるので、窓側の席が空いていたらどうぞ移動してください。ライバル航空会社から満席に見られるよう、どうぞ御協力をお願いします。」パトリック・ハーランさんが米国内線で聞いた副機長による機内アナウンス。

*セレンディピティー
文壇の大御所、阿刀田高さんが大切にしている言葉は「セレンディピティー」。セレンディピティーとは、賢明さの中で、求めているわけではない物事をふと発見する才能のこと。優秀な研究者の中にも、研究中に思わぬ発見をするタイプと、そうでないタイプがはっきりと別れるそうで、阿刀田高さんは、ユーモアのセンスがその才能に通じていると考えている。「ユーモア」は、別視点から見ることのできる感性。

*That’s life
女子フィギュア 銅メダリスト、スルツカヤ選手がよく口にするという言葉。母の病気や自らの難病を乗り越え、母国の大きな期待を背負って、今回のオリンピックに臨み、まさかの転倒で金を逃した。「この4年はしんどかった。将来のことは分からない。でも、まだ力はあると思う」

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