*たわごとコラム

Just do it

先日書き留めたマザー・テレサの言葉を何度も読み返しながら
いろいろなことを考えてしまいました。

今、世界で起きていること
自分のまわりで起きていること
自分の中で起きていること
これまでに起きたこと

ものすごく前向きな気持ちになったり
逆に、否定的な考えが湧いてきたり・・・

それをコラムにも書き添えようと思ったのですが
マザー・テレサの言葉を前にすると
結局、頭の中を一時的に駆け巡る想念など
どれをとっても、ものすごくちっぽけで意味のないことだと思えてきて
根こそぎ削除してしまいました。

この言葉は、“理屈”ではありません。
マザー・テレサはそれを行動で示しました。

私のようにへこたれてばかりいる人間は
この言葉に大いに励まされるのですが
よく考えてみると、そんな自分に苦笑してしまいます。

二行詩のようでもあるこの言葉の、各々の節の一行目に
自分はあてはまっていないのかどうか・・・
善を行うどころが、無意識にでも邪魔をしている方なのではないか・・
私なんかは、まず自分の在り方を内省するところから始めなければなりません。
そうしてやっと「不条理の中でも前向きに生きる強さを与えてほしい」と
祈ることができる気がします。

けれど、それもきっと“理屈”ですね。
マザー・テレサは笑って言うでしょう。
善も愛も、ただひたすら“Just do it”だと。

また、今書き綴ったばかりのこの文章を根こそぎ削除したくなってきました。(苦笑)
反省の意味を込めて、あえてこの“たわごと”を記録しておくことにします。

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人は不合理、非倫理、利己的です
気にすることなく、人を愛しなさい

あなたが善を行うと、利己的な目的でそれをしたといわれるでしょう
気にすることなく、善を行いなさい

目的を達しようとするとき、邪魔立てする人に出会うでしょう
気にすることなく、やり遂げなさい

善い行いをしても、おそらく次の日には忘れられるでしょう
気にすることなく、し続けなさい

あなたの正直さと誠実さとが、あなたを傷付けるでしょう
気にすることなく、正直で誠実であり続けなさい

あなたが作り上げたものが、壊されるでしょう
気にすることなく、作り続けなさい

助けた相手から、恩知らずの仕打ちを受けるでしょう
気にすることなく、助け続けなさい

あなたの中の最良のものを、世に与えなさい
けり返されるかもしれません
でも、気にすることなく、最良のものを与え続けなさい

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