*たわごとコラム
「ミストマントル・クロニクル」
「ミストマントル・クロニクル」 第1巻 ----- 流れ星のアーチン 第2巻 -----アーチンとハートの石 「ミストマントル・クロニクル」というファンタジーについて、この本の挿画を描いていらっしゃるイラストレーターの野見山響子さんからご案内をいただきました。 「ハリー・ポッター」 で一躍有名になった英国のブルームスベリー社による新作ファンタジーの邦訳で、カバーイラストを手掛けているのは、ドゥシャン・カーライ氏です。 内容紹介はこちら >> click! * 野見山響子さんからのメッセージ ---------------- 胸躍る、動物たちのファンタジーです。 物語はシンプルで明るいながら、ぞくぞくするような闇も抱えていて、カーライ氏の描く動物たちがぴたりとはまっています。 編集者の友人の画家さんが、スロヴァキアの大学でカーライ氏に 師事していたご縁で頼み込み、今回の装画の依頼が実ったとのこと。 ミステリアスで宝石のような、すてきな本です。 私は、本文カットを担当させていただいた駆け出しのイラストレーターです。 それまでカーライ氏を存じ上げず、このお話をいただいたときに 初めて画集を拝見したのですが、魔法で縫いとめられてしまったような あやしい生命感のあふれる絵にすっかり魅せられてしまいました。 今回のことは、光栄ながら、とても緊張するお仕事でした。 ドゥシャン・カーライ氏の絵を愛される方、 わくわくするような児童文学を読みたいと思われている方に。 少しでも多くの方にこの本を手にとっていただけたらと思います。 ------------------------------------------------------- 私もまだ手にしたばかりですが、装画といい、文章中のカットといい、 また、野見山さんからの紹介文といい、とにかく、期待感が膨らむ一方です。 それに、日本ではカーライ氏の作品がほとんど入手困難な状況にありますので、こういうかたちで氏の新作を目にできるのも、ファンにとってはうれしい限りですね。 |