*たわごとコラム
愛の詩
どうも最近小忙しくて、心の中が相当ちらかっておりました。
それで、今日は未読の詩集を手に取って、
どこともなくページを開くと、それは愛の詩でした。
その詩は、こんなふうに結ばれています。
「なんにもないのになにもかもある
それこそ私の最大の贈り物
それを私は愛と呼ぶのだ」
鍵カッコで囲まれたこの言葉は、いったい誰が発したものなのでしょう。
この詩にはこんなふうに記されています。
その誰かが誰かはいつまでも秘密
この詩に登場する“ふたり”は、その誰かからの贈り物を
受け取ることができるだけ。
お金で買えるものも買えないものも。
それらを、足し算したり、引き算したりして、
ふたりはやっと最大の贈り物にたどりつく・・・
この詩だけ読んで、この詩集を閉じました。
こんな詩を、一回にいくつも読むことはできません。
偶然か必然か・・・
今の私に必要なのは、“愛の詩”みたいです。