*たわごとコラム

雪だるまのルーツ

ここ数日、関東でも久しぶりに雪が降って、
あちこちに出現した雪だるまの映像が、さかんにニュースで流されていました。

今日はお天気だったし、もう溶けてしまったかな?
積雪量が少ないと泥がついてしまって、まるであんころ餅みたいになってしまうし、
寿命は短いし、淡雪でできた雪だるまは、ちょっとかわいそうですね~。

昨日、雪だるまの絵本をUPしていて気づいたのですが、
アメリカやヨーロッパのスノーマンは3段なんですね。
日本は2段、韓国も2段だそうです。

起源についても興味が湧いたので少し調べてみたのですが、
詳しいことは分かりませんでした。
サンタクロースのルーツみたいに、はっきりしたストーリーがあるわけではないようです。
特定の国で作られ始めたというよりも、世界中の雪が降る国々で、
自然に派生した遊びなのではないかという仮説もありました。
「雪を握ると雪玉ができて、それを転がしたら大きくなって、
いくつか積んだら人形ができた・・・という、とっても自然な展開で、
人種に関係なく、人間だったらだれでもやるでしょう?」ってことらしいです。

そんな仮説を裏付けるおもしろい写真集があります。
岩合 光昭さんの『スノーモンキー』。
なんと、 地獄谷温泉(長野県)のニホンザル は、
誰が教えたわけでもないのに、雪玉を作って遊ぶんだそうです。
この写真集は、海外でもかなり話題になりました。

雪玉を人間に見立てて目鼻をつけるとか、そこから先が“人間技”っていうことですね。
さらに、どんなものをつけるかで文化の違いが出るのかも。

私がもし何の既成概念もなく雪玉から“自然の流れ”で何かを作るとしたら、
おにぎりか・・・・棒を差してお団子、あるいは葉っぱをつけてリンゴとか?
どう転んでも、食べ物になってしまう気がする。
しかも、本当に食べてしまいそうな気がする。(苦笑)

08-1-26.jpg<<「スノーモンキー 」

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