*たわごとコラム

新しいPCへ

ここ数日、古いPCから新しいPCへの移行作業をしています。
古いPCが故障した訳ではありませんが、そのままのスペックでは
仕事に支障が出始めました。
新しいPCに完全移行すれば、仕事効率は格段に上がる見込みです。

ただ、この移行作業も一仕事。
いろいろな設定をしたり、ソフトをインストールしたりと、
なんだかんだで時間がかかります。
他の会社が一斉にお休みに入るお盆休みのうちに、
この作業を全部終わらせてしまうつもりです。
(とか言っている横で、店主Bがお盆中の仕事の打ち合わせをしているし・・・苦笑)

それにしても、こんな作業を今までに何回繰り返して来たことでしょう。
世の中が急速にデジタル化し始めた当初から、技術の進歩に追い立てられるようにして、
ハード・ソフトを次から次へと更新し続けてきました。

私は決して新しモノ好きではないし、
むしろ1つのモノをできるだけ長く大事に使いたいと思うたちなのですが、
コンピューターに限っては、周りの状況がそれを許してくれません。

はじめて仕事にコンピューターを導入した頃は、
1台のMACに、車が買えるような値段が付いていました。
それがわずかのうちに陳腐化してしまい、買い替えを迫られます。
数十万円もはたいて買ったMACと同じ機種の中古が、
1万いくらで店に並んでいるのを見た時の虚脱感といったら・・・(遠い目)。
テレビだって、初代は当時で100万円近くもしたと言いますしね。
これが機械もの商品の定式なのでしょう。

昔に比べたら、一般的にPCはかなり安くなりました。
それでも、 投資額は馬鹿になりません。
仕事に使うなら、最低でも減価償却できるぐらいには、
働かなければならないということなんですよね~。
駆け出しの頃、1本1800円だった製図用のペン先を『高いな~』と思っていたことが
懐かしく思い出されます。(苦笑)

コンピュータのおかげで世の中は本当に便利になりましたが、
その分ゴミも増えたでしょうし、人は忙しくなりました。
私たちは本当に豊かになっているのでしょうか?

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