*たわごとコラム
火の祭り
16日の夜、前の浜で恒例のお祭りがありました。
百八体流灯祭、灯籠流しから始まって、かがり火、花火、と続く
まさに火のお祭りです。
昨夜は望月から2日目で、かがり火の向こうに大きく赤い月が
昇ってゆきました。
風が強かったので、火はまるで生き物のようにたなびき、うごめいて、
たくさんの火の粉を舞い上げました。
毎年足を運んでいますが、
今回は月と風の行が加わって、いつにも増して幽玄な雰囲気でした。
今年は特にいろいろあったからでしょうか・・・
燃え盛る炎と花火の爆音で、時の曇りや心の憂さを吹き飛ばす、
まるでおはらいの儀式のようにも感じられました。
毎年、同じように同じ人と恒例の行事に参加できることの
ありがたき幸せ。
次回までの平和をただただ祈りつつ、帰宅。