*たわごとコラム

ライフ・オブ・パイ

土曜日、出先で急に予定が変更になって時間が空いてしまい、
せっかくだからと、映画を観ることにしました。

選んだのは、予告編で気になっていた「ライフ・オブ・パイ」。
227日間、小舟で 虎とともに漂流した少年パイの物語です。
偶然にも封切られたばかりでラッキーでした。

この映画、「次のアバター」などと評されていますが、
映像も内容も、全く違う方向性の作品だと思います。
もちろん、映像も美しく、壮大なアドベンチャー物語として楽しむこともできますが、
私にとっては、まるで聖典の一端を問いかけられているようなストーリーでした。

生きるとは?
奇跡とは?
神とは?
虎に象徴されているものは何なのか・・・

こんなふうに、考えを巡らすことの出来る映画には、
久しく出会っていません。
(観る量自体が減っているんですけどね)

あまりいろいろ書いてしまうとネタバレになってしまうので控えますが、
この作品を観て思わず宙を見つめてしまっている人と、
ちょっとお話してみたい気分です。

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