For ladies 99 マザー・グース 3冊

2009-01

イギリスのアーサー・ラッカム(1867〜1939)の挿絵に、寺山修司の翻訳、さらに装幀は宇野亜喜良というめくるめくアーティストの組み合わせによるマザーグース。なんと豪華な顔ぶれでしょうか。カラーイラストの他、ノスタルジックなモノクロカットも多数掲載されています。
「妖精が隣人として生きている」と評されたラッカムの挿画ももちろん素敵なのですが、本書の魅力はなんといっても、訳が寺山修司であることです。あとがきに、北原白秋や谷川俊太郎らによるマザー・グースの翻訳の違いについて述べられているのですが、同じうたが、こんなに違ったニュアンスになるのかと、ちょっとびっくり。寺山修司の訳は、原詩にはないフレーズが付け加えられたりしてるのですが、その広がりがまさに、寺山修司ワールドともいうべき詩的世界なのです。

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