*たわごとコラム
新しい特設本棚
近いうちに、新しい特設本棚を一つ増やそうと思っています。
小さな本だけを集めてご紹介するコーナーです。
これまでも時々、他の本と同じようにご紹介してきたのですが、
既存のフォーマットだとなかなか“小ささ”が伝わらないし、
もうちょっと工夫が必要だなぁと思っているうちに、
在庫が増えてしまいました。
ところで、小さい本って、どれ位のサイズをイメージしますか?
文庫本サイズくらいから?
それとも、PIXIサイズくらい?
絵本はもともと文芸書などに比べて大型サイズのものが多いので、
文庫本サイズくらいのミニ・エディションでも、十分小さく感じます。
けれども、いわゆる豆本はもっともっと小さいし、
ドールハウス用の本に至っては、読むのに虫眼鏡が必要なくらいです。
いずれにしても サイズできっちり分けるのは難しいので、
そのあたりは曖昧に、手にした時の印象て決めたいと思います。
ちなみに、小さい本が作られる理由は様々。
幼児の手に馴染みやすいように、
普及版として、
コレクション性を高めるために・・・etc.
豆本などは、世界中にコレクターが存在し、独特の世界が確立されていますし、
小さな本を主力シリーズにしている出版社もあります。
小さい本には、特別な魅力があるんですよね。
PIXIシリーズのように、簡易製本のものから、
サイズが小さいだけで、一般の上製本とまったく変わらないものまで、
なるべく大きさのイメージが伝わるように工夫しながら、
様々なタイプの“小さい本たち”ご紹介してゆこうと思っています。