*たわごとコラム
“ガンガン!”やると・・・
ここしばらく、真夏のような陽気が続いていましたが
昨日あたりから急に気温が下がって、半袖だとちょっと寒いくらいですね。
あれこれ暗いニュースが飛び交っていますし(いつものことだけど)、
心がシュンとしてしまいそうですが、
そういう時はひたすら目の前のことに集中するというのが、
私なりの過ごし方です。
なんとなく気持ちが沈む日は
ガンガン!掃除をする・・・とか、
ガンガン!やり残していた仕事を片付ける・・・とか、
あまり考えなくてもできることで、
できれば身体を動かすことを、とにかく“ガンガン!”やると・・・
あら不思議!
気持ちもすっきり!(お部屋もすっきり!)です。
で、私は昨日からガンガン!動き回っています。
収穫の多い日
今日は、収穫の多い日でした。
いつものように、夕方クロッキーをつれて散歩に出たところ
途中で、同じく犬の散歩をしていた近所のTさんファミリーと遭遇。
お父さんと4歳のコロ、小学生の兄妹YくんとMちゃんです。
コロとクロッキーは10歳以上も離れているのに結構ラブラブで
2匹で同じ方向へと進んでゆくので、なんとなく集団散歩となりました。
下の写真に写っているのは、散歩の途中YくんとMちゃんが、
道ばたや周辺の草むらから採ってきて、私にプレゼントしてくれたもの。
ほたるぶくろ、青梅、桑の実、のびる・・・・etc。
二人は元気よく走り回って、木に登ったり、雑木林に入っていったりして
とっておきの宝物を集めてきてくれたのです。
「野いちごを食べるときは中に虫がいないか確認してからね」
「これは服にくっつくんだよ」
「青梅はすごくいい匂い!!」
ここに写っているだけのものではなくて、
もうすぐ熟して食べごろになる秘密の場所のびわの木とか
笛にして遊べるシビビとか・・・・
シビビというのは、カラス・エンドウのことで、
笛にするとシービービーという音が出るので、
そう呼ぶようになったらしいです。
私が見つけたものを見せると、二人は好奇心いっぱいに覗き込んで
わ~とか、お~とかいって、
そして「きれいだねっ!」ていうのです。
それがなんだかとっても感動的でした。
「きれいだねっ!」って、今日は何度もいいました。
今日の数十分の散歩で、
10年分ぐらいのことを学んだような気がしています。
本日の収穫(プレゼント)
野いちご、きれい。
大人的感覚としては、採ってしまった花をそのまま放ってしまうのは心苦しいので、
小さなグラスに差してテーブルに飾りました。
青梅は部屋の天然芳香剤に、野いちごと桑の実は、しばし鑑賞してからデザートに・・・
新月に種を蒔く
「月齢を見て種を蒔く」というのは、自然から学んだ知恵として
昔はどこの国でも当たり前のように行われていたといいますが、
現代農法ではあまり重要視されていないようです。
そんな、今となっては“おまじない”とも受け取られかねないことを
現在でも厳格に守っている自然農法があります。
以前、ある仕事で紅茶の世界に触れたことがあるのですが、
その時に、インドのマカイバリという茶園が
この農法で茶葉を育てているということを知りました。
オ-ストリアのルドルフ・シュタイナ-が提唱したオーガニック農業で、
“バイオダイナミック農法”といいます。
オーガニックといっても、単に農薬や化学肥料を使用しないというだけではありません。
自然との調和やあらゆる生命との共生に基づき
天体の動きに栽培を連動させ、
宇宙のリズムで作物を育てるという壮大な理念による農法です。
詳しくはこちらで>>
北欧では、新月に切った樹はヒビが入りずらく長持ちするといわれていますし、
日本でも、満月の夜にだけ作られる自然塩があったりします。
バージン諸島では、新月に種を蒔くと野菜が病気に強く丈夫に育つからと、
現在でも月齢を見て農業をしているそうです。
血液の組成は海水に近いのだから、
体内で満ち引きも起こるはず。
“バイオリズム”もあながち無視できないわね。
当時,自然のリズムを見失いがちだった私は
マカイバリの紅茶をいただきながら、しみじみそう感じたのでした。
もしかすると、バイオダイナミック農法の作物には、
乱れたリズムを正してくれる力があるのかもしれません。
今日は新月
空が真っ暗だ・・・と思ったら、今日は新月。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~n_iwai/Luna.cgi?m=May&d=17&y=2007
真っ暗なのに、山も海もなんだかざわざわしている感じ。
風に乗って運ばれてくるオレンジの花の香りが、
いつにも増して鮮烈です。
ある自然農法では、新月の時にあわせて種を蒔くのだそうです。
“素敵な宇宙船地球号”でも、こんなプログラムがありましたね。
http://www.tv-asahi.co.jp/earth/midokoro/2005/20050206/index.html
占星術では、新月に新しいことを始めるのがよいとされているそうですよ。
願い事もかないやすいそうなので、
今晩はゆっくりと、お祈りでもしてみましょうか。。。
にっこりの連鎖
思わずにっこりしてしまう動物の写真を、時々メールで送ってきてくれる友人がいます。
その写真は、外国にいるお姉さんや娘さんから送られてきたものだそうで、
それをそのままうちにも転送してくれるのです。
こんなメールをやりとりしている家族って、本当に素敵だな~と思います。
どこかでたまたま見つけた“にっこり写真”を
『これを見たらお母さんもにっこりするだろうな~』と思ってメールで送る。
で、その写真を見てにっこりしたお母さんが、
『これを見たら○○さんもにっこりするだろうな~』 と思って転送する。
そういう思いが続く限り、 にっこりが連鎖してゆく。
こういうのもチェーン・メールっていうかしら?
だったら、大歓迎だよね。
私はいつもにっこり返しで、クロッキーの写真を添えた返事を送るのですが
どうもその写真はまた転送され、お姉さんや娘さんのところに届いている様子。
時折、海の向こうからクロッキーへのメッセージが届きます。
「ありがとう」
友人にそう伝えるだけで、その思いも
必ず海の向こうに届いています。
魚が跳ねるわけ
今日・・・
ぼんやり海を眺めていたら、大きな銀の魚が、あっちでもこっちでも
ひっきりなしに跳ねていました。
中には、2段飛び3段飛びをする魚もいます。
『なんかいいことあったのかな?』
ついついそんなふうに感じてしまうほどの、うららかな陽気でした。
海際のベンチに腰を下ろすと、 眼下の岩場で釣りをしているおじさんがいました。
しばらく眺めていましたが、まったくあたりがこない様子。
間もなくおじさんはおもむろに撒き餌を始め、クーラーボックスから
あたらしい餌を取り出して、釣り針につけ直しました。
結構大きな桜えびです。
おじさんは、撒き餌をした辺りをめがけて釣り竿を大きくしなわせました。
針はいい感じのところにポチャリ!
上から見ているので、よく分かります。
ただ・・一つ問題が・・・
勢いをつけるために糸を後方に回した瞬間に
餌の桜えびが岩の上に落ちてしまったのです。
もちろん、 おじさんは気づいていません。
私は釣りのことは何も分かりませんが、
『多分、なにも釣れないだろうな~』と思いながら
それでもぼんやりと、のどかな光景を眺めていました。
魚たちは海の中で、おじさんが撒いてくれた餌を
お腹いっぱい食べてるに違いありません。
そうか・・だから今日は、こんなに魚が跳ねてるんだ・・・
落ちた桜えびは、おいしい干しえびになって、
この公園に住んでいる野良猫の、豪華な晩ご飯になったはず。
いい人だな~、おじさん。。。
ところで、おじさんの今晩のおかずは??