*たわごとコラム
ありがとうございました。
28日29日に開催しました「絵になる絵本たち展」、無事終了しました。
会期中まさかの梅雨明けで厳しい暑さになりましたが、たくさんの方々にお越しいただきました。
初日に新聞社の方たちが取材に来てくださり、翌日の朝刊を見てご来場くださった方もいらっしゃいました。
まずはこの場にて、お世話になった皆様、ご来場いただきました皆様に心からお礼申し上げます。
この展示会を通じて、またたくさんの出会いがありました。
絵本を愛する方々とは、いつもあっという間に通じ合うことができます。
プレシャスブックスを立ち上げて16年になりますが、改めて「絵本の力」を再認識しました。
その力で繋がった縁を、これからも大切にしていきたいと思っています。
いつまでたってもマイペース運営の小さな本屋ですが、今後ともどうぞよろしくお願い致します。
遠くにお住いの方々から、開催前より応援のメッセージを頂いておりました。
後日、イベントレポートを掲載させていただきますね。
展示会の準備も大詰めです。
展示会の準備も大詰めです。
今回のテーマは「絵になる絵本」なので、魅力的なカバーデザインの本を中心に準備しました。
何をもって「魅力的」と感じるかは十人十色ですが、そこはもう主催者の好みで選んでいます。
最近ではそういうのを「インスタ映えする絵本」っていうんだそうですが、
プレシャス・ブックスとしてはやっぱり「絵になる絵本」の方がしっくりきます。
ペーパーバックの小説や、レシピ本など絵本ではないものも含め、
あれこれ魅力的なカバーデザインの本を集めて「絵になる本」のコーナー(棚)を一つ設ける予定です。
基本的には国際映画祭の協力イベントなので、なるべくたくさんの国の絵本を展示しようと思っています。
また起雲閣イメージに合わせて、昭和初期に発行された「国際画報」という雑誌も展示します。
この雑誌も、カバーデザインがとても素敵で一見の価値ありです。
展示会なので一応、あちこちに「ドントタッチ」マークが付くと思いますが、
混雑時でなければ手にとって見ていただくことも可能です。
広縁にソファもありますし、和室なのでもちろんその場で座っていただいてもOKです。
またもしも、『こんな本が見てみたい』というようなご要望などありましたら、
お気兼ねなく問い合わせフォームからリクエストしてくださいね。
プレシャスブックスの書庫にあるものでしたら、当日お持ちします。
例えば、「どこそこの国の絵本」とか、「だれそれの作品」とか・・・ざっくりとした条件であれば、
お答えできる可能性が高くなります。
さてさて、開催日まであと数日。
和室に並ぶ異国の絵本・・・楽しみにしていてくださいね。
私自身も、楽しみです。笑
展示会、準備中。
いよいよ今月末に迫った「絵になる絵本たち展」の準備を進めています。
これまでにも何度かイベントを開催していますので、
本の展示の仕方など、それなりに学んできたこともあるのですが、なにせ今回の会場は“純和室”。
床の間や書院、広縁まで備わった、由緒正しきお座敷です。
老舗旅館の客間といえば、伝わりやすいでしょうか。
どうやって展示したらよいか、ちょっと頭を悩ませています。
起雲閣は、もともとは大正時代に大富豪が建てた別荘で、
日本の伝統的な建築様式と、外国の様式が融合された独特な作りになっています。
昭和22年に旅館として生まれ変わって、
以降は日本を代表する多くの文豪〈 山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治、舟橋聖一、武田泰淳〉に愛されました。
現在では文化交流の場となり、尾崎紅葉や坪内逍遥の資料を常設展示している客間もあります。
つまり起雲閣は和と洋が調和した建物で、しかも、”本”というものにも歴史的に深い縁があるのです。
そう考えると、起雲閣の和室に国際色豊かな本を展示することは、それほど異質なことではありません。
いずれにしても、貴重な体験をさせていただいていることは確かです。
少しずつ、床の間や座卓に絵本が並ぶ光景が見えてきています。
絵になる絵本たち展
前回のコラムでお知らせした絵本展の詳細が決まりましたので、ご案内します。
絵になる絵本たち展
会期:2018年6月28日(木)・29日(金)
会場:熱海起雲閣 鶯の間 (詳細は下記)
人はいつまでが子どもで、いつから大人になるのでしょう?
その明確な境界線がないように、絵本にも年齢制限はありません。
魅力的な装画や挿絵に彩られた絵本は、
世代を超え、時代を超え、国境を超えて、目にするものの感性を揺さぶり、
まるで一つのアート作品のような存在感を放ちます。
本展でご紹介するのは、そうした「絵になる絵本」の数々です。
もしも、この日に熱海国際映画祭にいらっしゃるご予定がありましたら、立ち寄ってみてください。
起雲閣は入館料が必要なのですが、他の和室で飾り結び(日本のひも文化)や
佐藤弘人氏の陶芸作品も展示されますし、建物自体かなり見ごたえがあります。
お時間にゆとりを持ってお越しくださいね。
熱海国際映画祭HP
http://atamifilmfestival.jp/
会場のご案内:熱海 起雲閣
住所 | 〒413-0022 静岡県熱海市昭和町4-2 |
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電話番号 | 0557-86-3101 (起雲閣) |
営業時間 | 9:00~17:00(入館は16:30迄) |
定休 | 毎週水曜日(祝日の場合は開館)・年末 |
料金 | 大人510円(団体の場合410円)・中高生300円(団体の場合200円)・小学生無料 |
駐車場 | 37台 駐車料金:無料 ※大型バスは不可 |
アクセス | JR熱海駅より相の原方面行きまたは起雲閣循環バスにて約10分→起雲閣前下車 |
起雲閣HP
http://www.atami-zocalo.jp/2018/03/10/kiunkaku/
https://fontenu-atami.com/guide/%E8%B5%B7%E9%9B%B2%E9%96%A3/