*たわごとコラム
ゆっくり、でも確実に
*年末年始のお知らせ
更新は12月26日から1月7日まで、
発送その他の業務は12月28日から1月4日まで、お休みをいただきます。
プレシャス・ブックスは明日26日から年末のお休みに入ります。
28日までは発送業務をおこなっておりますが、
確認メールへのご返信が29日以降になってしまうご注文につきましては、
発送の手配が5日以降にになってしまいますので予めご了承くださいね。
今年もゆったりのんびり更新してしてきましたが、
なんとか無事に年末を迎えることができました。
どんなにゆっくりでも、その歩みを止めなければ、
いつしかたどり着けるものなのですね。
それもこれもみ~んな、皆さんのお陰です。
来年はどうやることやら予想もつきませんが、
また年末に『気がついたらいつの間にかたどり着いてた』といえるように、
ゆっくり、でも確実に歩んでいけたらと思っています。
それではまた年明けに・・・
どうか良いお年をお迎えください。
感謝
メリー・クリスマス
メリー・クリスマス。
今年もいろんなことがありました。
それでも、こうして“メリー・クリスマス”といえることに感謝。
おまけの喜び
先日届いた小包に、こんなにたくさんの切手が貼ってありました。
箱を捨ててしまうのが、なんだかもったいなくなってしまいます。
小包に切手を貼るのって、最近では珍しいですよね。
今では、手紙やはがきでも切手が貼られていないことが多くなりました。
郵便物を郵便局の窓口に持っていくと、
小さな証紙をその場でプリントしてくれて、ぺたっと貼ってくれます。
大量の場合には料金別納のハンコを押すだけ。
これは、予め郵便物そのものに印刷しておいてもいいことになっています。
その方が一枚一枚切手を貼る手間が省けるし、とっても合理的・・・
ではあるのですが、
切手が貼られていない手紙やはがきを、
なんだかちょっとつまらないと感じてしまうのは私だけでしょうか?
絵が飾ってある部屋と、何もない殺風景な部屋ぐらい印象が違う、
といったらいい過ぎ?
もちろん、郵便物がちゃんと届けばいいのだし、
手紙やはがきの内容にはなんの関係もないのですが、
切手が貼ってあると、“おまけの喜び”がついているような気がするのです。
切手は小さなアート、一枚一枚に趣向が凝らされていてなかなか見応えがあります。
どんな切手が貼ってあってもそれなりに目を引きますし、
今回のように 海外から届くものは、その国の文化が垣間見えてとても興味深いです。
というわけで、知人や友人に手紙やはがきを送る時はいつも、
必ず切手を貼るようにしています。
小さな子どものいる人には可愛いものを、海外の人には日本らしいものを、というように。
同じ金額でもいろいろなデザインのものが用意されているので、
選ぶのも楽しいんですよね~。
どうせ同じ金額で送れるのなら、“おまけ”付きの方がいいですものね。
外に向けて飾られている
いよいよ今年も残り僅かになりましたね~。
クリスマス・デコレーションをするおうちも増えて、
ついつい夕方の散歩が長くなってしまいます。
ド~ンと豪華に飾り付けているおうちもあれば、
小さなツリーが窓辺にそっと置いてあるおうちもあります。
いずれにしても、家の人だけではなく、通りすがりの人も楽しめるように、
外に向けて飾られています。
そんな気持ちが、なんだかいいなぁと思うのです。
この季節、そういう気持ちがあちらこちらの家に灯って、
辺りが何ともあたたかな雰囲気に包まれます。
夜になるとほとんどのお店が閉まってしまう小さな田舎町なので、余計にきれいです。
うちも、道路沿いの出窓に小さな星のランプを飾りました。
ラッピング・サービスのページを新設しました。
お問い合わせが増えましたので、ラッピング・サービスのページを新設しました。
もちろん、クリスマス・プレゼントにも対応可能です。
ご要望がございましたら、注文フォームの備考欄か、メールにてお申し付けくださいね。
なんだかフラフラ・・・
ここ数日、頭が重くてなんだかフラフラ・・・
『風邪だ~』と思ったのですが、熱もなければ咳も出ない。
ただひたすら、だるいのです。
ところが、外に出るとなんだかスッキリ。
・・・どうやら、ファンヒーターが原因だったようです。
まめに空気の入れ替えをしなければならないことは分かっているのですが、
何かに集中していると、あっという間に時間が経っていて、
ついつい忘れてしまうんですよね。
以前住んでた家は古い一軒家だったので、
換気なんかしなくても、いつでも新鮮な空気が吸えたんですよ。(笑)
そのかわり、すご~く寒かったですけどね。
気密性が高いというのは暖かいけど、結構危険だったりもするんですね。
これじゃあ、 暖炉や囲炉裏は無理だな~、
って、どっちみち無理だけどね。
星が二倍見えるから
「最近ねぇ、目が悪くなっちゃって、なんでも二重に見えるのよ~」
と、ご近所のおばあちゃん。
危ない目にもあうことも少なくないと嘆いています。
「だけどね、星空はきれいに見えるよ~。
何てったって、人様より星が二倍見えるからね。ハハハハハ」
「ハハハハハ」
私も思わず笑ってしまいました。
老いたり病んだりして、どうにもならない不具合を抱え込んでしまっても、
おばあちゃんみたいにちょっと違う視点が持てて、
その上冗談なんかも言えちゃって、
ハハハハハ~って元気よく笑い飛ばせたなら、
生きることが少し楽になるかも知れません。
たとえ現実を変えることができなくても。
それどころか、側にいる人を笑顔にすることもできるんだね。
私なんて、体調を崩すとすっかりボルテージが下がってしまって、
冗談をいう余裕なんてまるっきりなくなってしまいます。
おばあちゃんよりずっと若いくせして、逆に元気をもらってしまいました。
私はまだまだヒヨッコです。(苦笑)
真っ正直なパン
先日、吉祥寺に用事ができたので、帰りがけに西荻窪のリスドォル・ミツに寄ってきました。天然酵母を使った完全無添加パンを売るお店です。
テレビでも紹介されたので、ご存知の方も多いかもしれませんね。
私はおいしいパンに目がないので、あちこちにお気に入りのパン屋さんがあるのですが、
安全へのこだわりという意味では、リスドォル・ミツに並ぶお店はないと思います。
このお店のパンは、無添加というだけではなく、使う材料全てが厳しく吟味されています。
粉や卵はもちろんのこと、スパイスや水に至るまで。
テレビ番組では、店長さんが自ら定期的に山梨に水を汲みにいったり、
地鶏の卵を仕入れに行ったりしている様子が紹介されていました。
国内では入手できないオーガニックのバニラ・ビーンズは、
わざわざフィジー島の農園まで直接買い付けにいくのだそうです。
そんな真っ正直なパンを食べながら、ふと
『一点のうそも妥協もない食べ物は、今この世界にどれぐらいあるだろう?』
と考えてしまいました。
食品の安全性に対する不安が絶えないこの時代にあって、
こういうお店は国の宝だといっても過言ではありません。
リスドォル・ミツのパンは、一般的なお店よりも2~3割お値段が高いにもかかわらず、
いつ行っても、店先はお客さんでにぎわっています。
そんな光景を見ていると、日本にもまだ希望があると思えてくるんですよね。
食の安全を求める私たち消費者が、偽装した業者たちを避難しながら、
結局、安さという基準だけで買い物をし続けるなら、
それはやはり、どこか矛盾しています。
できるだけ誠実な作り手からものを買うこと、
それが、努力し続けている彼らへの応援にもなりますし、
ひいては、食品業界全体の改善にも繋がるはずです。
たくさんの人が、選択的に誠実なものを買うようになれば、
不誠実なものは生き残れなくなるのです。
そうして、誠実なものが“普通”になれば、
良いものがより安く流通するようになるはずです。
無添加パンを広めようとしたリスドォル・ミツの店長さんも、
かつてはさんざん「そんなものは商売にならない」といわれたそうです。
誠実でいることの方が難しい世の中なんて、本当に悲しいですね。
こんな時代ですから、誰もが少しでも倹約したい思うのは当然ですし、
良いものだけを食べ続けるというのも、現実的には無理なのかもしれませんが、
食は直接命にかかわるものですから、食べる量を減らしてでも・・・
と我が家では思っています。
(といっても、実際には、まったく減らせないんですけどね。苦笑)