*たわごとコラム

タヌキのようなチェブラー”シュカ”

もう桜が咲いてしまったの?

ついこの間まで、寒さで震えていたのに、
突然暖かくなって、もう初夏の陽気。
コブシの花も、終わってしまいました。

どうせなら、花粉の飛散も早回しで終わってくれればいいのに・・・
ハックション!

ああ、なんだか怒濤のごとく移ろい行く”春”に翻弄されている私です。

話は突然変わりますが、最近「チェブラーシュカとなかまたち」という本への
お問い合わせが多く、ご注文も重なっています。

突然何事?と思いきや、「ビブリア古書堂の事件手帖」というドラマに
この本が登場したようです。

テレビの影響ってすごいですね。
ドラマに出てきたのは初版本らしいのですが、
残念ながら現在ではもう入手困難になっています。

数年前までは、出版元の新読書社さんにこの初版本が何冊か残っていて、
プレシャス・ブックスでも出版年当時と変わらない値段で販売していました。

ほどなく初版本の在庫がなくなり、2001年の改訂版をご案内するようになったのですが、
その後すぐにチェブラーシカ ブームが起きて様々な本やグッズが販売されるようになり、
先駆けだった新読書社さんの本は、あまり目立たなくなってしまいました。

そんなこんなで、2001年版はずーっと在庫があったのですが、
この数日であっという間に売り切れになり、
重版希望の声が殺到して、今新読書社さんが準備をしている最中です。

なんとなくこれも一過性のブームのような気がして、
この本にいろいろな思い出がある私としては複雑な気持ちなのですが、
それでも、この作品がたくさんの人に知ってもらえる機会であることには違いありません。

重版される本は2001年版と同じ体裁だと思いますが、内容は初版本と同じです。
ページを開けば、あのタヌキのようなチェブラー”シュカ”に出会えます。

51-37.jpg 51-17.jpg
初版と2001年版、内容は同じ。

ちなみにこんなコラムも書いていました。ページ一番下の記事です。
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