*たわごとコラム
今年最大の満月
今夜は、今年一番満月が大きく見える日だそうです。
朝3時5分から4時38分にかけては、部分月食も見られるとか。
先程見た月の出は、 気が遠くなる程の美しさでした。
目をそらそうとするよりも
広島ドックパークの倒産によって、多くの犬たちが悲惨な状況下にあるという
事実がニュースになっています。
熟慮して・・・一助になる可能性を感じ、
ここにリンクすることにします。
ここだけが地獄ではありませんが
ここ“も”地獄です。
少しでもできることを考えること・・・
自分の非力さを嘆くこと・・・
ただそれだけでも、意味のあることだと信じます。
少なくとも、悲しむのが嫌で、目をそらそうとするよりも。
http://ark-angels.com/rescue.html
プレシャスブックスのリンク集でもご紹介しているサイト 「日々のしおり」のオーナーさんは「JAVA 動物実験の廃止を求める会」のアクションメンバーとして活動しておられます。また、あらゆる動物たちの救済活動に、積極的に携わっていらっしゃいます。いつもいつも、彼女に学ぶことは非常に多いと感じています。
「日々のしおり」 http://frea-far.com/blog/
今日は朝から台風が来たのかと思うような暴風雨でした。
金木犀もだいぶ散ってしまったようです。
いよいよ肌寒い季節がやってきますね。
しあわせな季節
私は今、しあわせです
どうしてかというと、金木犀が咲き始めたからです
・・・ただそれだけの理由です
相変わらず「100%健康です!」ともいえないし、
毎日いろいろなことに右往左往していますが・・
それなのに、金木犀が咲き始めると
風に乗ってやってくるその香りが、
私の脳内の幸せ中枢に直接届くのか、
さらさらと、しあわせな気持ちになるのです
右往左往の種が、消えてしまうわけでもないのに
金木犀の花期は7日から10日、一年に一度、秋風を感じ始めるこの時期だけ・・
強い雨が降れば、小さな花はあっという間に散ってしまいます
そう思うと、花期の短さが惜しまれて仕方ありません。
なんとか香りを残せないものかと
その昔、落ちた花を小さなビンに入れて集めてみたり
押し花にしてみたり
はたまた、金木犀の花をぶどう酒に付け込んだ桂花陳酒 というお酒を飲んでみたり
フレグランスを買って試してみたりもしましたが
生きた花の香りには、遠く及ばないものでした。
ですから今では、毎年あっという間に終わってしまうこの季節を
存分に味わいと思うようになりました
さりとて、どうすればそうできるのかも分からなのですが
いつもより少しだけ散歩の時間を増やして、
犬のように鼻を高くし、風のにおいをかいで歩くのです。
犬といえば・・・本当にパブロフの犬のようだと思います
これも“無条件反射”というものでしょうか?
同様につらい思いを呼び覚ますものも、たくさんあることを思えば
無条件にしあわせになれるものには、なるべく敏感でありたいものですね。
そう、風のにおいをかぐ犬のように(笑)
天気予報によれば、明日のこの辺りの天気は曇り
陽光や雨が、花の命をせきたてることもなく
ゆったりと香りが漂う一日になりそうです。
世界の絵本がやってきた−ブラティスラヴァ世界絵本原画展
先日、平塚市美術館で開催されているブラティスラヴァ世界絵本原画展を見に行ってきましたので、簡単にご報告を。
同展はスロヴァキア共和国の首都ブラティスラヴァで2年に1度開かれる絵本原画展「ブラティスラヴァ世界絵本原画展(略称BIB=Biennale of Illustrations Bratislava)」の日本巡回展です。
今回は、2005年BIBの受賞作46点と日本人作家の出品作56点に加え、43か国の絵本と、チェコの1920〜30年代を中心とした絵本やその原画などが特別展示されています。
2005年のグランプリは、 アリ・レザ・ゴルドゥジャンさん(イラン)の「黒鉛筆と赤鉛筆」
金のりんご賞には、デンマーク、スロバキア、ポーランド、韓国、フランスの作家が選ばれました。日本人の作家としては、酒井駒子さんが金牌に入賞しています。
数年前に訪れたボローニャ国際児童書フェアで、イランや韓国の児童書の質が非常高いことを実感していましたし、酒井駒子さんの作品も、すでに諸外国で翻訳出版され注目を集めていますので、当然のなりゆき・・という印象でした。
特別展示の方では、今回ボリューム的に一番見ごたえがあったのはラダの作品です。また、ほんの数点ですが、トゥルンカの原画も展示されていました。
思いがけず、プレシャスブックスでもご案内している“魔法の世界(Carovny svet)”- (スヴォリンスキー-Karel Svolinky)/画)の原画も展示されていて、しばらくの間まじまじと見つめていました。
原画と、本に印刷された挿画にさほどギャップを感じなかったので、最初は印刷物が展示されているのかと思い、目を凝らしてディテールをチェックしてしまったのです。(苦笑)もちろん、展示されていたのは、まぎれもなく“原画”・・・本書が、原画のイメージを忠実に再現していること知り、また新たな感動を覚えました。
他、チャぺック、セコラなどの作品や、チェコが昔外貨を得るために制作した輸出向け絵本なども展示されていて、興味が尽きない構成になっています。
平塚市美術館での開催はあと数日ですが、来年の夏かけてゆっくりと各地を巡回しますので、ぜひ足を運んでみてください。
2006年8月12日(土)〜10月1日(日) 平塚市美術館
2006年10月7日(土)〜11月26日(日) 静岡アートギャラリー
2006年12月5日(火)〜2007年1月14日(日) 広島県立美術館
2007年1月20日(土)〜3月11日(日) 三鷹市美術ギャラリー
2007年4月14日(土)〜5月27日(日) 小杉放菴記念日光美術館
2007年6月2日(土)〜7月8日(日) 北九州市立美術館 分館
2007年7月14日(土)〜9月2日(日) うらわ美術館
パレチェクさんの復刊絵本について
復刊が予告されているパレチェクさんの絵本についてお問合せが重なりましたので、
出版元のアノさんに伺ってみました。
「イグナツとちょうちょう」は10月上旬に刊行される予定だそうです。
「ちいさなよるのおんがくかい」の復刊は来年になるそうで、
まだ具体的な期日は分からないとのこと。
もちろんPrecious Booksでも販売しますので、お楽しみに。
はじめての遠出
先週末、中学生のTくんが、たった一人で埼玉県から遠路はるばる訪ねてきてくれました。
以前は同じ市内に住んでいたので、ちょくちょく遊んでもらっていたのですが
こちらに引越してきてからは、なかなか会えなくなってしまいました。
Tくんによれば、一人で遠出をしたのは今回がはじめてとのこと。
自分で決断し、電車の時刻などを調べ、
しかも自分のお金で交通費を払って来てくれたのです。
迎えに来てほしいという連絡もなく、朝の9時半にピンポーンと玄関の呼び鈴が鳴って、
ドアを開けたら彼が立っていました。
5時半に起きて家を出てきたのだそうです。
たった一泊で、時間があっという間に過ぎてゆきましたが、
私たちにとっても思い出深い一日となりました。
私の“はじめての遠出”は、小学校6年生の時でした。
3才年下の弟と一緒に、電車を乗り継いで親戚の家に行った時のことを
今でもはっきりと覚えています。
新宿駅での乗り換えが一番の難関で、
出発直前まで母に乗るべき路線の場所を尋ねていました。
「上を見れば、ちゃんと書いてあるよ。」
「分からなくなったら、人に聞きなさい。」
母からのそんなアドバイスで心を奮い立たせて、
ドキドキしながら家を出ました。
途中、満員電車の中で弟が立ったまま居眠りをはじめてしまったり、
各駅と急行が分からなくなってしまったり・・・
あの頃は携帯電話もなく、移動中はドギマギしどうしでしたが、
それでも二人だけの力で、ちゃんと辿り着くことが出来ました。
それを切っ掛けに、どこへでも臆せず一人で出かけことができるようになりましたが、
“はじめての遠出”はやはり特別な思い出、
いつまでも色褪せることのない“宝物”です。
Tくんが、 初めて遠出の目的地にうちを選んでくれたので
私たちは“宝物”のお裾分けをいただくことが出来ました。
一緒に、ぶんぶん風が吹く海を見にいったことや
夜中までおしゃべりしたことは、
Tくんがくれた宝物です。
ありがとう。
絵本で笑おう。
生きていれば、いろんなことがありますからね、
落ち込んだり、伏してしまったり、
時には、ため息ばかりついている日もありますよね。
いろいろ考え過ぎて、頭が疲れている時はなおさらのこと
“見ただけで笑える”ものが、ちょっとだけ心を軽くしてくれます。
私にとってそれは、“BABAR AND ZEPHIR”という絵本。
ジャン・ド ブリュノフの「ぞうのババール」シリーズの中の一冊です。
なんだか分からない個性的な面々ですが、とにかくみんな和やかに笑っています。
荒井良二さんや長新太さんが描く動物たちにも、思わず頬がゆるみますが
私の場合、この本のイラストが一番ツボにハマりました。
頁を開く度に、そして、見れば見る程笑ってしまいます。
できれば、この環の中に加わりたい。。。。
もしもそうできたら、かなり馴染める気がするし、
ひょっとして、どれが私なのか、誰も分からないかも。
・・・誰かぬいぐるみ作ってくれないかな〜
グランドアルバムという大判しかありませんが、翻訳版が出版されています。
>>さるのゼフィール — なつやすみのぼうけん
本に親しむ秋に
先週末から店主Aが野暮用で飛び回っていたため、
この数日間、店主B&Cが店番をしておりました。
一応、頼んではおいたのですが、更新までは手が廻らなかったようです。
今日からまた、ぼちぼち更新再開・・・
この夏は妙に忙しかったので、できれば
ゆっくりと本に親しむ秋にしたいと思っています。
ユーロ高
うちのような零細ショップにも、
最近のユーロ高の影響が、少しずつ出始めています。
原油価格の高騰も重なって、今回はちょっと先行きが不安。
プレシャスブックスを始めたばかりの頃は、
1ユーロが130円台後半だった記憶があるのですが
この数カ月で140円台半ばから一気に150円台になってしまいました。
さらに、原油価格高騰の影響が、輸送費の値上がりという形で表れ始めています。
う〜〜〜ん。
唸ってもしょうがないけど・・・
今後ユーロがどのように値動きするのか、私には全く予測もつきませんが
入荷の時期によっては、若干価格に影響が出る可能性が出てきましたので
何卒ご了承くださいね。
蝶?それとも蛾?
茶色い羽の蝶が、同じ場所にしばらくじ〜っととまっていました。
蝶だとは思うけど、羽の色はかなり地味・・・
ゆうじ 「あれは蝶?それとも蛾?」
わたし 「とまった時に羽が閉じているのが蝶で、
開いているのが蛾だから、やっぱり蝶だよね」
ゆうじ 「へ〜。じゃあトンボも蛾なんだ〜」
わたし 「・・・・」
これは、裏に住んでいる小学生ゆうじとの会話・・・ではなくて、
うちにもひとりいる、中年ゆうじとの会話です。
海猫(うみねこ)
近くの海浜公園 には、野良猫がたくさんいます。
散歩に行くと、植栽の茂みの中から、急に仔猫が飛び出してきたりするのですが、
ご覧の通り、なんとテトラポットの上で、お昼寝をしていたりもします。
『陽当たりもいいし、海風も気持ちがよくて、
猫にとっては居心地のいい場所なんだろうな〜』と
思うかもしれませんが、この写真を撮ったのは真冬のこと。
寒風吹きすさぶ中、猫たちは身を丸めているのです。
目をつぶっているので、魚を狙っているというわけでもなさそうだし、
ただじっと、うずくまっているだけ。
その姿はまさに“海猫”です。
私がこの町で生まれ育った人間だったら、
猫を“海辺の生物”だと思い込んでいたかもしれません。
もちろん、本来海猫は、
カモメ科の海鳥のことで、“海にいる猫”という意味ではありません。
鳴き声が猫に似ていることがその由来だそうです。
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「海豚」がイルカだったり、「海豹」があざらしだったり、
辞書にもしっかりと載っているのですが、 なんかいい加減なネーミング・・・
ちょっと調べてみたら、“海禿”なんていう動物もいて、
なんだと思ったらアシカの異名なのだとか。
海の禿で、アシカだなんて・・・
イメージとしては分からないでもないけど
アシカはムッとしていそう。
なぜ、アザラシが「海豹」で、自分が「海禿」なのか?
まあ、読み方は“うみかぶろ”だそうなので
「まあ、いいか」
ということになったのかもれません・・・??
“海狸”はなんだと思います? 読み方もそのまま「うみだぬき」です。
私の予想としては、ラッコかなと思ったのですが、なんとビーバーでした。
ビーバーって、川や湖に生息する動物だと思っていたのですが、
海にもいるんでしょうか????
ちなみに、私は堤防やテトラポットによくいる船虫を
思わず 「海ゴキブリ〜」と呼んでしまいます。
人を察知して、暗闇に素早く逃げ去る様がゴキブリそっくりだからです。
海猫にしても、海豹や海禿しても、もとはと言えばそんなかんじで呼ばれていて、
いつの間にか定着してしまったのではないかという気がします。
とすれば、「海ゴキブリ」も、
いつの日か辞書に載る日が来るかもしれませんね〜。
美しい数式
ロシアの数学者グレゴリー・ペレルマン氏が、数学のノーベル賞といわれる
フィールズ賞を辞退したことが話題になっていますね。
なんでも、一世紀にわたって未解決だった難問「ポアンカレ予想」を完全に証明したとか。
ペレルマンさんはこの難問を解くのに5年間を費やしたそうですが
数学そのものの魅力に比べれば、フィールズ賞など
とるにたらないものだったということなのでしょうか?
ポアンカレ予想というのは、フランスの数学者、アンリ・ポアンカレが
1904年に提示した位相幾何学(トポロジー)に関する予想・・・
とのことですが、こんな説明を読んでも私には何のことやらチンプンカンプンです。
けれども、「博士が愛した数式」や「ビューティフル・マインド」といった映画を観ると、
私のような凡人でも、なんとなく数学の魅力が理解できるような気がします。
印象的なのは、数学の世界で使われる「美しい」という言葉。
例えば、 「博士が愛した数式」では
eiπ+1=0
という数式の美しさが表現されています。
(映画を観ると 数学が分からなくても、その意味が なんとなく理解できます。)
その美しさは、まるで夜空を流れる流れ星・・・
あるいは一輪の野の花、のようだと。
もちろん、この映画の中でのみ言われてことではなくて、
世界中の数学者やそれを理解できる人たちが、
「人類の至宝」「人類史に残る不朽の名作」と称賛しています。
この数式は、18世紀最大の数学者レオンハルト・オイラーによって
導き出されたものだそうですが
難しい話はさておき(というか考えてもよく理解できないので)、直感的に見ると
この数式には“宇宙の真理”のようなものが垣間見える感じがするのです。
そう、こんなシンプルな数式に・・・・
もしかすると、一見複雑極まりないこの宇宙は、
実は極々シンプルにできているのではないか、と感じられてきます。
理解していなくても、私の魂のどこかが、
この数式の美しさに感応しているのかもれません。
宇宙の真理に、“数学”という方法でアプローチすることがきるのだと思うと
なんだかすごくワクワクしてきますね。
映画の中で博士がこう言います。
「なぜ星が美しいか、誰も説明できないのと同じように、
数学の美を表現するのは困難だがね」
数学の美に触れると、宇宙の真理も完全に数式化できるのではないかとさえ思えてくるのに
それを表現するのが困難とは・・・
それとも、いつか“美”を表す数式も、発見されるのでしょうか?





